『問題のあるレストラン』#7,8

2015-03-14 17:25:08 | 見る
かなり楽しんでいるのですが、このスタッフとしては
もの足りないような気がしてきました。

第7回、8回とテンションがあがりませんね。

もちろん悪くはありません、
それなりに良いのではありますが。


結局『マダムマロリー・・』のパクリでしかなかったか。

それにしては回が進んでも料理が変わり映えしないし
手抜きっぽく見えてき始めました。

脚本もふらふらしている感じがします。
レストランと訴訟とが、噛み合っていない、ほどでは
ないけど彼ならもっと溶け合わせるかと思っていたのに。

演出も、凝ってる感じ、遊んでる感じ、がなく
安物の日本映画のようなシーンすらありました。
俳優が可哀そうだね。


悪社長が「謝る」シーン、
(この役者さんやはり下手だったか)と思ったのですが
そうじゃなかったようです。
本気にまがう嘘泣きだったとは。

もしかすると、とても上手い役者さんかなあ。
下手なのを利用されちゃったのかなあ。


細かいけれど、
ラスト近くのキッチンでの社長も、煙草ぽい、だけで
良かったので「クビだ」のセリフは不要ですね。
説明がくどいように思いました。

タバコを捨てられて、東出くんにも社長の実像が分かり
怒り心頭、殴り倒す・・で十分。

食糧自給率

2015-03-14 14:56:08 | 塾あれこれ
政府が日本の食料自給率を下げたそうです。
あまり大きなニュースになっていませんが、奇妙。

私には、大変なことと思えるので。


以前から40数%でしかなかった日本の食料自給率は
近年その大台をも割り込んできました。

欧米の国々が食糧自給率を上げたのと逆方向です。

食糧安保を真剣に考え、万が一の時にも自国民を守る
という政治の基礎がおろそかにされている日本ですね。

ウスッペライ繁栄としか思えません。

まるで、若いときに気ままに遊び暮らし、老境に入って
生活苦で自己を反省せざるを得ない人みたいな国。

少しは先のことを考えろよな。

一気に農業を改革とはいきませんが、何十年もかければ
一定の方向が見えてくる、そんな政治が望ましいのに。

民主党政権の時代に、自給率の目標を50%に上げました。
その心意気やよし!
ただし何か実効が上がったか?

そこでもとの45%にというのが今回の決定。
もともと30%台に落ち込んでいるのだから「現実的」
とでも言いたいのでしょうか。

ただし国家設計がなされているとは思えません。

アベノミクスなるものへのお追従でしょう。

「日本の農業は高く売れるものを作れば良い」
でもね、高級苺で腹がふくれるか?
だいいち貧乏人には手が出ません。

50→45で切り捨てられるのは一般庶民です。
食糧安保が問題になっても決してお金持ちは飢えません。

只の目標だから・・・ですって?

「目標」で国民にしわ寄せする国家があります・・?


アメリカに付いていけば食料もなんとかなる・・でしょうか?

アメリカ自体が困れば日本へは手が回りません。

第一、他国に命を握られている二流国で宜しいのか!


目標は50%のままにしておいて、現実には1%ずつでも
上げてゆく、そんなこともしようとしない国。

こんな政府には、まずウヨクが怒らねば。

どうなるんだろ

2015-03-13 16:04:40 | 塾あれこれ
想像もできない凶悪事件が続きます。
私たちはどう生きればよいかと悩みますね。


このブログにも書いたことがあると思いますが
塾あてに「フリコメ詐欺」のような電話があった
「事件」がありました。

十年近く前になりますか。

「塾に関する不都合がある、騒がれたくなければ
 金を出せ。
 塾の前に行って騒いでもいいんだぜ」

頭では「ははん、これか」と思うのですが
別の自分が「まんいち、本モノだったらどうする」

生徒に何かあったらどうする、
ご近所にも迷惑は掛けられない・・・

などと、非現実的であることなのに、心配になります。


念のため、警察に準ずる相談所にも
問い合わせをしました。
ところが、まったくピンとくる案内が戴けません。

『事件がおきたら警察へ』というくらいで
(現段階で何を出来るか)は、さっぱり。

あとで気づいたのですが、近所の塾に聞けば
「うちにもあったぞ」となるかもしれません。

実際に、よく知る方の処へも同種の電話があった
ということが、後になって分かりました。

ちょっと勇気をだして、恥をかけば済んだのに・・


最終的に、指定された私書箱に
「払えません」と手紙を送りました。

もちろん、それっきり

心配させられたのが腹立たしい。


そんな、些細にすぎる体験でモノを言うのは
「をこの沙汰」で、お叱りを受けそうですが
ニュースで伝えられるかぎり、結局、何か
事件にならなければ、誰も助けてくれない・・

当人にしてみれば
何かあってからじゃ遅い

もしかしたら死んでいるかもしれない、でしょ。

警察に相談しても、事件は続いています。
今の警察では無理なのでしょう。

サボっているとは言いません。
知人から聞いても激務だそうですね。

現在、警察にできることは、あそこまでかも
しれません。


かといって警察がすごい力を持って取り締まる世の中も
たまりませんね。


結局、アメリカ式に(自分で自分を守る)しかないのか。。。

しかしそれは戦後日本が歩んできた道とは
正反対の道です。

大人は子供にどう言えばよいのでしょう。

「今まではAでやってきたけれど、近頃は世の中が
変わってきてしまったようだ。
もしかしたらAではなく、正反対だけれどBが正しい
世の中になるかもしれない。」

これじゃ説得力がありません。

気づけば、また

2015-03-12 19:37:38 | 塾あれこれ
一年近く前、腎臓をみて戴いたお医者さんから
「一度、いろんな薬を止めてみたら」と
提案されました。

ささいなことでも何かあれば病院に行ったり
市販薬を飲んだりするのが私の「生き方」でした。

ずっと続けていたものは
ビタミン剤『ア○○EX』や
整腸剤『新ビ○○S』など。

体調の維持には欠かせないものになっていました。
(医者も使う良い薬)という定評もありましたしね。

イトコが薬局をやっていましたが
『ア○○がやっぱり一番、佳えの』と言い
母も飲んでいました。

母の体質を私も受け継いでいたので
薬なども参考になります。


しかし、いくら良い薬で、かつ自分に合うといっても
常に頼っていれば効きも悪くなります。

その不安もあったので、常備薬を止めてみました。

薬が減ったことが良かったのかどうか分からないのですが
「飲めばもっとよくなるかも」はおいておき
取敢えず体に負担になるかもしれない物を減らしました。

そのお蔭か腎臓の数値は少しずつ改善されてきました。
(食事制限が大きそうではありますが)


あちこちが一斉に悪くなったので、一つ一つに薬も
処方していただきます。

飲まなきゃいけませんね。
「健康」に近づかなきゃ。

で、
ふと気づくと以前にも増して薬、薬・・

リバウンドが来そうな気がして。

爆買

2015-03-11 11:22:36 | 塾あれこれ
春節に中国人が日本で爆買をしているというニュースが
盛んに流されました。

やっかみ半分、馬鹿にしながらも口では
「たくさん購買していただくことは良い事」と
皆さん仰っていました。

日中首脳のぎこちない握手から以降
あれよあれよと雪解けが進んでいます。

中国人というとてつもないエネルギーがビッグバンを
起こすような内圧を抑えかねているのですね。
中国の政治家はそのコントロールに苦労されている、
もしくは、現在までは統治に成功している、のでしょう。

上記の握手自体が中国首脳のサインで
それがすぐに中国人の大量来日として現れています。

「たまたまだろ、中国当局は何もできないし、していない」
というご意見もあるでしょう。

少し前にNHKで中国の奥地を行くという特番を放送しました。
制作はNHK

あきらかに中国政府が、雪解けを加速させようとしている
証拠の一つになりますね。


世界中が瞬時に繋がっている時代ですね。

中国人の爆買いが、中国の政治課題に上ったそうです。
問題があるのではないか、と。

かの政治家などの反応の早さはさすがです。

爆買をするということは、とりもなおさず中国製品の
質の悪さを世界に宣伝する効果があります。
自国民でさえ認めるってんだからインパクトは強烈です。

これから中国は日本製品に負けないものを作ろうとし、
部分的にはすぐに追いつくでしょう。
中国の文化に合った炊飯器とか。

ただし、製品の豊かさ細やかさはキャッチアップに時間がかります。

更に、流通の問題も大きい。
日本ではニセモノがない、という安心感も品質や価格に
劣りません。爆買いを誘いますね。


中国人が教えてくれた日本文化の良さをキープして
いってほしいものです。

ヨーロッパにはもっと良いものがある、となりませんように。

『しくじり先生』

2015-03-10 18:11:45 | 塾あれこれ
オードリー若林の『しくじり先生』
面白いですね。

とはいうものの初めのオリラジ以降、しばらくは良くて
中だるみに入り、ワンパタンが続くのかなあと思っていたら
久々に大笑いする回がありました。

4月からゴールデンに出世するのも納得です。

第16回の大事MAN「立川俊之」の回
(広島では二か月ほど放映が遅いので)

お笑い芸人をしのぐ話術、
話の内容もなかなかのものです。

ホンネをかますのですから本物。

こんな方向が続けば看板番組にもなるのでは?




メルケル来日

2015-03-09 19:39:12 | 塾あれこれ
ドイツのメルケル首相が来日されました。
さて、このタイミングで何を話しにこられた?

私のようなド素人には分かりづらい感じですね。

ニュースではウクライナ情勢がトップの話題です。
たしかにそれはそうでしょう。

しかしわざわざ日本まで出向く必要があるのか?

日本にとってはこのところ外交上手詰まりでしたので
有り難い会談となったハズです。
ドイツにとっては?


ウクライナの関係で日本とロシアの今後の関係に
釘をさす、ということはアリですね。
ロシアに利するな!でしょう。

また、中国と関係改善を進める日本に、日独の関係深化は
プラスになるであろうことから、日中双方に後押しをする
ことができるでしょう。
(今のドイツは中国と関係が深い)

それは先々ドイツにも良い効果をもたらすハズです。

中・長期的な外交姿勢というものが覗えます。
日本と違うなあ、と思えるのですが・・・


これ以上突っ込んだ推測はムリですね。
(お金の話はしているハズですけれど)

外交と言うものは(最先端は闇の中)ですから。

モテない男Ⅱ

2015-03-09 10:02:39 | 塾あれこれ
モテナイ男、として先に親友のKを書きました。

今回は仕事で仲間であったSさんです。

親友と言うより、同僚でしたので、正確には
「私からは、モテナイと思えていた男」。

どこかKと似ているところもありました。

モテナくて夜な夜な飲み歩くタイプです。

「ねえ、井上さん、飲みに行きましょうよ」

完全にタカリ行為なのですが、憎めません。
たまには付き合うこともありました。

そのうち塾の同僚からは相手にされなくなったよう。

といっても別に落ち込むわけでもなく
関西なまりで「ねえ、たまには行きまっしょうよ」

私が「仲間」ということをよく分かっていたようです。


あるとき盛り上がって
「きょうはゴチになりやした。
 いつもいつも、しゅみましぇんね。
 ウチぃ行きましょうや、もうちょい飲みたい」

飲み屋街に近く住んでいるというので、こちらも
酔いにまかせてお邪魔しました。

基町アパート。

いわくがある人「も」住んでいると言う噂の場所です。

冷たいコンクリートの塊をエレベーターがガタガタと昇り
重い鉄の玄関扉から奥さんが出てきたのには驚いた。
うかつにも結婚してると知りませんでしたので。

(どうも養子さんらしく、大人しいSさん)

「ぼかあね、井上さんだからお呼びした」

と言われても、家の冷たい空気に酔いもさめ
早々に退散しました。
(奥さん、安いウィスキの瓶は出したがコップすら)

帰り、タクシーのつかまらなかったこと。


Sさん、塾の仕事中に子供を殴り怪我をさせています。
一度ならず。

塾での体罰は私も大きなことは言えません。
後味の悪いことも何度かありました。

山口塾の全体が体罰を容認していました。
程度の差はあれ。

当時は他塾でも多かったのではないでしょうか。

(さすがに今は少ない筈です)

手を上げることが常態化している空間に
新人として入った講師はどうなるか。

生徒から馬鹿にされるのです。
少なくとも、そう思い込みます。
「言うことを聞いてくれん」

ベテランの先生とは、もとより信頼感が違います。
それだけでも生徒のコントロールに苦労します。
そのベテランも理不尽な体罰をしています。

つい、新人も手が出ちゃうのですね。

最悪です。


Sさんもたぶんそうだった。

気が小さい人間、経験がない人間は加減を知りません。
自分をコントロールできません。
確か、何針かの怪我をさせました。

警察沙汰にならなかったけれど、Sさんは塾でも
隅っこに追いやられた筈です。
(私は中学部にいたので詳しくは知りません)

いつしか退職され
風のうわさに「自殺されたらしい」

夜明けを確かなものに・・?

2015-03-08 16:17:23 | 塾あれこれ
気分だけの言葉は危ないものです。
特に政治家が声高に唱える場合。

安倍首相は「黄昏から新しい朝を迎えた日本の夜明けを
確かなものに」と呼びかけたそうです。

本当に新しい朝なのか
何を指してそう言うのか

まったく不明ですが、何となく分かった気にさせる
言葉遣いです。

明治維新のとき「新しい夜明け」と言われました。

閉塞していた江戸時代からの夜明けという面もありますが
江戸時代にも充実していた面があったことを政治的に
切り落とした表現でもあった、そのことを思わせますね。

「プラスの語感」を持った言葉には要注意です。


「確かなものに」・・・よい表現ですね。

が、しかし、その内容は何?


人々の中にはアベノミクスは成功しかけている
という気分があるようです。

(私にはそうは思えないでのですが)

たまたまの円安が良い面「も」、もたらしました。
本来、日本経済の評価が下がったということで
よいことでも何でもありません。

しかし円安は株高を招き、企業や金持ちにはプラスに働いた。

つまり好影響はそこで止まり、下々に波及してくる保証は
ないとも言えるのです。(私はそう疑います)

円安の悪影響の方が、より強く残る恐れが強いのです。


もちろん私の見方より総理の見方をされる人が多いとは
思います。
アベノミクスは少なくとも成功しかけてる・・・と。

百歩譲って、そうだとしましょう。

しかし、だからといって他の政策までが正しい、成功する
という話にはなりません。

今、多くの人が、経済を成功させた安倍内閣に今後も
いろいろと期待されているようです。
けれど、ど-もねえ。保証はないのに。


その上で、首相の言う「確かなものに」とはどういうことか
冷静に見、判断を下したいものです。