気分だけの言葉は危ないものです。
特に政治家が声高に唱える場合。
安倍首相は「黄昏から新しい朝を迎えた日本の夜明けを
確かなものに」と呼びかけたそうです。
本当に新しい朝なのか
何を指してそう言うのか
まったく不明ですが、何となく分かった気にさせる
言葉遣いです。
明治維新のとき「新しい夜明け」と言われました。
閉塞していた江戸時代からの夜明けという面もありますが
江戸時代にも充実していた面があったことを政治的に
切り落とした表現でもあった、そのことを思わせますね。
「プラスの語感」を持った言葉には要注意です。
○
「確かなものに」・・・よい表現ですね。
が、しかし、その内容は何?
○
人々の中にはアベノミクスは成功しかけている
という気分があるようです。
(私にはそうは思えないでのですが)
たまたまの円安が良い面「も」、もたらしました。
本来、日本経済の評価が下がったということで
よいことでも何でもありません。
しかし円安は株高を招き、企業や金持ちにはプラスに働いた。
つまり好影響はそこで止まり、下々に波及してくる保証は
ないとも言えるのです。(私はそう疑います)
円安の悪影響の方が、より強く残る恐れが強いのです。
○
もちろん私の見方より総理の見方をされる人が多いとは
思います。
アベノミクスは少なくとも成功しかけてる・・・と。
百歩譲って、そうだとしましょう。
しかし、だからといって他の政策までが正しい、成功する
という話にはなりません。
今、多くの人が、経済を成功させた安倍内閣に今後も
いろいろと期待されているようです。
けれど、ど-もねえ。保証はないのに。
○
その上で、首相の言う「確かなものに」とはどういうことか
冷静に見、判断を下したいものです。
特に政治家が声高に唱える場合。
安倍首相は「黄昏から新しい朝を迎えた日本の夜明けを
確かなものに」と呼びかけたそうです。
本当に新しい朝なのか
何を指してそう言うのか
まったく不明ですが、何となく分かった気にさせる
言葉遣いです。
明治維新のとき「新しい夜明け」と言われました。
閉塞していた江戸時代からの夜明けという面もありますが
江戸時代にも充実していた面があったことを政治的に
切り落とした表現でもあった、そのことを思わせますね。
「プラスの語感」を持った言葉には要注意です。
○
「確かなものに」・・・よい表現ですね。
が、しかし、その内容は何?
○
人々の中にはアベノミクスは成功しかけている
という気分があるようです。
(私にはそうは思えないでのですが)
たまたまの円安が良い面「も」、もたらしました。
本来、日本経済の評価が下がったということで
よいことでも何でもありません。
しかし円安は株高を招き、企業や金持ちにはプラスに働いた。
つまり好影響はそこで止まり、下々に波及してくる保証は
ないとも言えるのです。(私はそう疑います)
円安の悪影響の方が、より強く残る恐れが強いのです。
○
もちろん私の見方より総理の見方をされる人が多いとは
思います。
アベノミクスは少なくとも成功しかけてる・・・と。
百歩譲って、そうだとしましょう。
しかし、だからといって他の政策までが正しい、成功する
という話にはなりません。
今、多くの人が、経済を成功させた安倍内閣に今後も
いろいろと期待されているようです。
けれど、ど-もねえ。保証はないのに。
○
その上で、首相の言う「確かなものに」とはどういうことか
冷静に見、判断を下したいものです。