手取が上がる?

2015-03-27 16:12:49 | 塾あれこれ
この春は景気が良さそうな話が多かったですね。
「歴史的なベア」という話題も多かった。

もちろん「これからの中小企業の賃金が問題」と
ことわりを付けて。

私のような(ほぼ年金生活者)には羨ましい話です。
政府の政策では後回しにされ、何なら早く死ね、と
言われている世代です。
政府のみならず、現役世代の多くからもね。

社会保障だの年金だの・・・・


現役世代に手厚くすることは悪いことではありません。

ただ、喜べるレベルかな、と心配はしますね。

5千円もベアとか言って、中身はどうなのか。

手取り30万の人が、手取りで6千円あがったのを確認して
「ああ、やっと2%上がった」
今年度の物価値上がりがカバーできるというものです。

とはいえ来年の改訂までは、手取りは余り変わりませんから
これから先の物価上昇分は「先行負担」

なおかつ来年のベアの保証はありません。
万一その時点で景気が悪ければ給料は上がりません。
各家庭で物価上昇分を先に負担していたことなど
省る余裕もないそうです。


会社だって年金や保険などの負担をしているので
手取りばかりを言われても困る・・らしー

現役世代は、手取りの中から生活していかねばなりません。
会社の都合も分かりますが、手取りが上がらねば
物価が上がった分、何かを削る必要がでます。

個人の消費支出は委縮するばかり。


上記の話は誰でも知っています。

ではなぜマスメディアは黙っているのでしょう。

政府や財界への「気配り」

もみいー、が出世するハズですね。