『いつ恋』は

2016-02-29 20:32:43 | 見る
月9の『いつ恋』

坂元作品にしては盛り上がりがイマイチと
されています。

ドラマって、結局のところ、ありふれたテーマに
色合いをつける、というものです。

愛だの恋だの、誰しもが憧れるシチュエーションに
陳腐ではない物を作って見せるか、です。
『いつ恋』なら、勤めの大変さ、が一つ。

括っちゃえば、ただそれだけのことですね。


現実の自分は、TVとは似ても似つかぬモテナイ君。
素晴らしい相手を見つけても、そんな方はすでに
良いパートナーがいらっしゃいます。
とても勝てそうにない良い男がね・・

祝福するしかないじゃありませんか。

素晴らしい人にたまたま特別なのがくっ付いていないと
いう超ラッキーに恵まれない限り、スタート台にも
上がれないのです。

でだ、TVくらいでお茶を濁すわけ。


人間関係がどうなるのか、分かり難いドラマですが
あえてそうしてるのでしょうね。

リアルかもしれません。


私には坂元さんは、人間関係だけでなく
そこに流れている「時」を隠れたテーマにしてる
ように思えてなりません。

人は、しばしば「変わるもの」なのです。

◎追記

上の予想は{外れ}みたいですね。
7話を見てから書けばよかったようです。

「保育園落ちた」

2016-02-29 20:01:14 | 塾あれこれ
ネットで賛否が話題になっている
「保育園おちた、日本死ね」

今日の国会でも取り上げられていました。


政治家ってスゴイですね。

安倍首相は「匿名ゆえ真偽を確かめられない」と
嘘ではないが、論点をずらす発言をされていました。

問題は、誰が書いたか、とか間違いがあるなし、とか
ではありません。

その発信に多くの人が「同感である」とか
「分からなくもない」という反応をする
日本社会の現状こそが問題なのです。

そこから発生する国民の一人としての訴えに
政治がどう応えるか、が肝心なので
誰が書いたか、などの発言はイチャモンに近いと
言えるでしょう。

それでも言った方が得ならば、言っちゃう!

そのセンスで乗り切れる世論でありメディアである
のが残念ですね。

どうして「書かれておられる通りなら大変ですね。」
まず、○○のごとく対応するよう国会に諮ります。」

「また関係の役所に対応策を検討させます」

・・くらいの返答ができないのでしょうか。

細かい事でも対処し、大きな政治に結びつけるのが
あなたがたの大切な仕事じゃありませんか。