記憶→思考

2016-02-19 15:34:01 | 塾あれこれ
入学試験の問題が近年変わってきました。
高校入試も大学入試も。

思考力を問うのだそうです。
今までのペーパーテストは記憶力で何とかなりました。

教員や講師の言うことを素直に受け取り、マル覚えをすれば
高得点を得られたのですね。

資格試験なども同様です。

さすがにそれでは不十分と思われ、思考力を重視する授業や
パーパーテストが増えてきているようです。

ただ、テストに関していうと、思考力を問うのは難しい様で
見かけだけということも多いようです。

塾で短期間、傾向と対策をすれば大丈夫なのです。
今からでも十分間に合います。


* 問題の内容を読みとる力
* どういう答えを求められているか判断力
* 解答を表現する力

これらは現在求められているもので確かに思考力とは
密接に関係しますが、本来の「思考力」の一部です。

そして、塾などで対応しやすいことでもあります。


そんな「試験問題」では肝心の思考力は計れません。

本当に求められていることは、
豊かな発想力、正確な論理、緻密な精神、など
育てるに難しいこと。
時間を区切った筆記試験では検査しにくいことですね。

採点の難しさも関係し、そこそこで手をうっている感じです。
よって応える側も決まり切った解答で良いのです。
さっさと片付けるに限りますね。

個性的な自分の考え、などは入試では無用です。