♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■新しい学期、新年度を喜んで

2007年03月30日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
 
 あと二日で四月です。新しい学校や社会人生活が始まる人にとっては期待と不安の高まる次期ですね。私の初孫も一年生になります。大きなランドセルを背負ってはりきっています。でも今は、昔みたいに「一年生になったら友達何人できるかな」なんてだけ言ってられない面がありますね。ま、学校だけでなく会社に入っても、いじめられたりせずうまくやっていけるか心配です。新しいランドセルにお守り幾つもつけてる子どもを見かけますが、親の気持ちが分るような気がします。先が分らない時、またこれからどうなるか、うまく適応できるか不安な時、何かに頼りたくもなります。いじめを解決するための請け負い会社まである時代です。

 聖書には、不安や恐れを感じる時、何かに頼る必要を感じる時にこそ、安心して頼れる本当の神様を知る時でもあると言っています。

 例えば、その一つの例ですが、旧約聖書のヨシュア記に若くして民族大移動のリーダーとしての大役を担っていかなければならなかったヨシュアのことが書かれています。『十戒』の映画で有名な主役のモーセ、あの偉大な指導者亡き後、何十万というイスラエル民族を新しい土地に導くという大役です。この若いヨシュアはどんなに不安を感じたことでしょう。しかし彼は未知の世界に一人で大きな責任を持つという状況の中で静かに神様の声、その約束のことばを聞いたのです。こういう状況でこそ神様の声が聞けるんですねえ。

 ヨシュア記の1章に、こう書かれています。
 「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア記 1章9節 )

 親や親戚の励ましも大切ですが限界があります。行く先にどこにでも、どんなことが起こっても一緒にいて励まし、何よりも具体的な助けを与え、導いてくださる天地の創造者なる神様が共にいてくださると言うのです。こんな神様と一緒なら、何が起こっても大丈夫です。心の中に、こんな神様をしっかりと信じていく時、必ず神様は共にいてくださるという具体的な経験をされることでしょう。

  (PBA制作「世の光」2007.03.30放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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この文字版「世の光」ブログは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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