♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■十二の族長の父(ステパノの説教2)/板倉邦雄

2019年02月26日 | Weblog
2019/1/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日はステパノの説教その2「十二の族長の父」という題でお話しします。イスラエルは十二部族。イエスの弟子は十二人。今日はイスラエルの十ニ部族の父となったヤコブの話をステパノの説教を通してお話しします。使徒の働き7章です。

 さて先週はイスラエルの父祖となったアブラハムの話をしました。アブラハムの子どもがイサク、イサクの子どもがヤコブです。このヤコブが十二人の族長たちの父となりました。ヤコブの子どもたち十二人からイスラエルの十二部族が誕生します。ステパノは語り続けます。

 十一人の子どもたち、兄たちは兄弟ヨセフを妬みます。ヨセフはヤコブが最も愛して若くして亡くなった妻ラケルの子どもだったということもありました。兄たちはヨセフをエジプトに売り飛ばしてしまいました。しかし神はヨセフと共にいて、あらゆる苦難から彼を救い出し、エジプト王パロの前で恵みを与えられ、知恵を現したのです。そこで太郎うわヨセフをパロ王はヨセフを総理大臣の任に就かせエジプト並びに王家全体の支配に当たらせたのです。時に、エジプトとカナン地方全土に渡って大飢饉が起こり、大きな苦難が襲ってきて、ヨセフの兄弟や家族は食物が得られなくなったのです。父のヤコブは、エジプトには食料があると聞いて初めにヨセフの兄弟たちをエジプトへ遣わしました。ヨセフが兄弟たちに自分の身の上を打ち明けたのでヨセフの親族関係がパロ王に知れたのです。そこでヨセフは父ヤコブと75人に上る親族一同とをエジプトに招きました。こうしてヤコブはエジプトに降り、彼自身も先祖たちもエジプトで死にました。それからヤコブと十二人の族長たちの遺体はカナンのシケムの地に移されてかねて父祖アブラハムが金を出して買っておいた墓に葬られたのです。

 さてここでのステパノの説教の中心は、自分たちの罪深さの中でも主なる神様が万事を益としてくださったことではないでしょうか。妬みでエジプトへ売り飛ばしたヨセフが、やがて自分たちの救い主となったのです。

  (PBA制作「世の光」2019.1.22放送でのお話より )

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