♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■コリントの人々への挨拶 / 羽鳥頼和

2013年11月30日 | Weblog
2013/11/30放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は使徒であるパウロがコリントの教会の人々に送った手紙の結びの挨拶のことばから、パウロがコリントの人々にどのようなことを勧めていたのかをお話しします。

 パウロは手紙の最後にこのように言っています。
 「終わりに、兄弟たち。喜びなさい。完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。」(第二コリント 13章11節)

 ここには五つの勧めがあります。

 一つ目の勧めは「喜びなさい」という勧めです。パウロは手紙の中で、「今は恵みの時、今は救いの日です。」(第二コリント 6章2節)と告白し、自分は「悲しんでいるようでも、いつも喜んで」(第二コリント 6章10節)いると言っています。そして人々にも、自分と同じように神様によって救われたこと、神様の恵みを受けていることを喜びなさい、と勧めています。

 二つ目の勧めは「完全な者になりなさい」という勧めです。「完全な者」とはキリストの他にはありません。パウロは人々に、キリストのようになりなさい、と言っているんです。

 三つ目の勧めは「慰めを受けなさい」という勧めです。パウロは手紙の中で、「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、・・・苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。」(第二コリント 1章4節)と言っています。

 四つ目の勧めは「一つ心になりなさい」という勧めです。パウロは手紙の中で「あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。」(第二コリント 13章5節)と言っています。パウロは人々が同じ信仰をしっかりと持つように勧めています。それは人々が共にキリストに心を向けることです。

 五つ目の勧めは「平和を保ちなさい」という勧めです。ここでの平和とはキリストの十字架によって与えられた平和です。それは良い関係です。神様との良い関係であり、人との良い関係です。神様と人との良い関係はキリストの十字架によって与えられます。

 これらすべての勧めは神様とキリストなしには考えられません。すべての勧めを行うためには神様とキリストの働きが必要です。あなたも神様とキリストによって与えられる喜び、慰め、信仰を受け、そして神様と人との信頼関係を築くために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.11.30放送でのお話より )
 
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