♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■はじめの一歩

2010年04月24日 | Weblog
2010/4/24放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 神様を信じてもどうせ何も変わらないのではないか。 聖書のメッセージを初めて聞くようになった頃、私の心にはそんな思いがありました。 旧訳聖書創世記に登場するアブラムという人物も初めて神様の語りかけを聞いた時は同じような思いでいたのではないか、と思います。 本当の神様を知らずに生きてきたアブラムにとって自分が知っている世界だけがすべてであった、と思うのです。 今更自分の人生が根本的に変えられるなどと思えなかったのではないでしょうか。

 そんなアブラムに神様は次のように語りかけられました。 創世記12章1節から3節のことばです。
 
 主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。

 この語りかけを聞いた時、「アブラムは主がお告げになったとおりに出かけた。」(創世記12章4節)と聖書は言います。 

 アブラムはこの時、神様のことばすべてを理解できた訳ではなかったと思います。 すべてが分かった訳ではない。 すべてを完全に信じ切れている訳でもない。 しかし神様のことばに不思議に導かれて、とにかく一歩踏み出した。 不安も戸惑いも恐れもあった。 そんな初めの一歩だったと思うのです。 しかしその後、アブラムは神様の約束が本当に真実であったということを体験していくことになります。 神様は人の思いを遥かに越えた良いことを実際にしてくださる。 そのことを味わい続ける幸いな人生があの一歩から始まったのです。

 どうせ何も変わらない。 そう思っていた私でしたが、とんでもありません。 もし神様を信じ、聖書のことばに従って一歩踏み出すなら、神様はとてつもなく良いことをしてくださいます。 神様を信じ、聖書のことばに導かれ、あなたも一歩踏み出しませんか? 

       (PBA制作「世の光」2010.4.24放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)


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