♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■失敗の中に可能性が

2010年07月12日 | Weblog
2010/7/12放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 あのう皆さんも覚えがおありかなあと思うんですけど、あのプチプチ、プチプチって潰してですねえ、やめらんなくなってしまうような、結局はあれは梱包資材なんですけれども、ポリエチレンで出来ているもので、正式には気泡・・・---空気の泡ですねえ--- 気泡緩衝材と言うんだそうですけれども、アメリカではバブル・ラップとか言うふうに呼ばれているんですねえ。 で、あれは梱包の物なんですけれども、なんか送られてきたのをほどいてその後あれをプチプチこう潰していくとですねえ何か全部終わるまでいつまでもやっていたくなるような、時にはそれをねじってブチブチブチブチッてやる、その何とも言えない快感とかですね、おもしろいなあという感じがするんですけれども。 何でもあれはアメリカで作られたそうなんですけれども、作られてから50年になるんだそうですね。 で、このプチプチっていう快感というのは国境を越えて愛されているようなんですけれども、でもこれが出来上がるまで簡単なように思うんですけれども、いろんな失敗と試行錯誤があったというふうに聞いているんですねえ。 

 で50年前に創業者の一人が出張帰りの飛行機の窓越しに見たものが成功の大きなヒントになったっていうんで、まあ飛行機の窓から見えるものっていうのは雲ですよねえ。 で、そのボコボコした小さな雲の波を眺めていて閃(ひらめ)いたのが私たちがこう今使っている割れ物の緩衝材、気分転換のプチプチ、ということだということですね。 

 そうなんだあ、やっぱり試行錯誤・失敗の結果だったんだあと思うとですねえ。 いろんなことを考えさせられる訳ですけれども、トーマス・エジソンという人が言ったことばの中で、いわゆるその失敗してしまった・・・ある助手が700回も失敗してもう駄目だって言った時に、「いや、それを失敗と呼んではならない。教育と呼びなさい。」と、そういうふうに言ったという有名なことばがあるんですね。

 で、駄目だというふうに思うのではなくって、そのことからむしろ学んでそれを生かしてというふうなことですよね。 

 聖書の中にも、「患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出す・・・そして、希望は失望に終ることはない。」 (ローマ人への手紙 5章 3節、4節 口語訳聖書) ということばがありますけれども、まあその患難を失敗というふうにとるとするならば、忍耐が生まれて、そこから練達が生まれて希望が生まれるんだ、というふうなことで、私たちは今日もいろんな失敗をするかもしれませんが、めげずに、そこには可能性が秘められていることを覚えて挑戦したいですね。 

  ( PBA制作「世の光」2010.7.12放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ

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    このサイトのURL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。 


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