ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

父の日のプレゼント

2007-06-16 21:21:52 | シホのホ(雑記帳)
6月の第3日曜日、明日は「父の日」です。
先月の「母の日」には素敵なプレゼントを用意してくれたサホ(ほるほる2007年5月13日の記事)ですが、「父の日」もまたなにやら作っている様子。
なんともいいタイミングで、昨晩は教育実習生の打ち上げ、今夜はお世話になった方の定年退職のお祝いの席があり、めったにない2晩続きの深夜帰りなので、サホはこそこそすることなく作品づくりに専念している様子です。

サホと私が似ているのは、出来上がった作品をこっそりとしまってはおけない、ものすごくおしゃべりなところ。でも違うのはその作品の完成度。
「見るー?」と自慢気に持ってきた作品を見て、私はのけぞりました。
サホはなぜこんなアイデアを持っているのでしょうか。なんなんだ、このバスケットゴールのネットは・・・。

サホは嬉しそうな顔をして箱にしまいましたが、私は明日の朝の会話を想像しました。
「お父さん、使ってよー」とサホは言うはず。でもどうやったら「使う」ことになるのでしょう?
明日の親子の会話が見ものです。
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韓国慶尚南道南海郡南海邑に行ってきます

2007-06-15 17:05:56 | その他の研究・調査
韓国の韓国学中央研究院のS教授が中心となって、「日本に残る朝鮮の神々」の日韓共同研究が行われています。本年度、継続された本研究の共同研究者に運良く加えていただくことができました。
→昨年度の研究成果については韓国・中央日報で紹介

私が担当させていただくのは、毎年フィールドワークをしている宮崎県の美郷町にある神門神社と木城町にある比木神社で、私自身はその両社間で行われる「師走祭り」の詳細をこの機会にまとめておこうと考えています。
この師走祭りについては、既に2004年に「百済王伝説の現在‐宮崎県南郷村の師走祭りと百済の里づくりにおける渡来人伝説‐」(『昔話‐研究と資料‐』32号、日本昔話学会、153-164頁)として書かせていただきました。そして過去にも日韓の様々な研究者が調査報告をしています。
ですが、実際に2泊3日にわたるこの祭りの詳細を始めから最後まで一緒に歩き、祭りを担っている方たちからの視点で書いたものはまだなく、総代のみなさんと何年も過ごさせていただいていることでの新たにわかったことは幾つもあり、そうしたことも今のうちに書いておかなくてはいけないなと思っていました。いつかどこかでと考えていたので、今回背中を押していただいたようで、なんとかこの機会に書きたいと思っています。

さて、この共同研究の実施に関してのやりとりの中で、声をかけてくださった韓国学中央研究院のS先生は、2年前の韓国済州島での徐福の学術セミナーでお会いしたのが始まりです。そんなこともあって気がかりでありながらまだ行くことができないでいる韓国慶尚南道南海郡南海邑の徐福渡来伝承地に行きたいことを伝えたところ、あっという間に行くことができることになりました。
今月末、念願の韓国慶尚南道南海郡南海邑に行ってきます。

念ずれば通ず。声にだして言ってみることは大切ですね。
それにしてもハングルがお手上げの私、S先生との待ち合わせ場所まで上手くいけるでしょうか?と心配していたら、S先生の御友人が空港にいらっしゃるとのことで、私を乗るべきリムジンバスに乗せてくださることになりました。
ああ、みなさまのご協力に感謝!カムサハムニダ!と思っていたら、「友人には和風美人だといっておきました」というメッセージが後から届きました。
今度は新たに「和風美人」になるという課題ができました。

1週間でどこまでハングルが分かるか?時間に挑戦です。
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ミニトマトの花

2007-06-15 09:14:45 | シホのホ(雑記帳)
先日、突然両親がやってきて、ミニトマトの鉢植えを置いたかと思うと帰っていった。
なんでそんなに急いでいるのだろうと思ったら、後の様子は母のブログ「ぽっぽ」で知った。そうか、ドライブの途中だったのね。

というわけで、我が家は官舎の3階で、ベランダは結構広いのだけれど、
やはり屋根があるから日射量が足りないようで、以前育てたミニトマトは
匂いだけはトマトだったけれど実はならなかったことがあった。
父のことだからサホやワタルに「ミニトマトはなったか」と聞くだろうから
何とかして実にしなくてはと思って、私はベランダの一番良い席をこのミニトマトにあげることにした。
今朝、洗濯物をほしていたら、小さな花が咲いていた。
よしよし、順調です。

で、写真を構えたら鉢植えにきちんと「グルメトマト」と品種の札がつけてあることに気づいた。
…相変わらず几帳面な父です。
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楽しい!美味しい!友との時間

2007-06-14 23:52:58 | シホのホ(雑記帳)
昨日は大学の講義が午前と夜間にある日だった。
いつもはこの講義の間は図書館の個室にこもって、午後の睡魔に襲われながらも
しなくてはならない仕事を細々と片付けているのだけれど、
昨日は高校時代の部活仲間キンタと久々に会ってランチしようという話になり、
大学の近くに住むキンタにお店は任せた。

キンタが決めておいてくれたお店は家・風・酒・彩「蓮Ren」というお店で、私は初めてのお店だった。
落ち着いた雰囲気で、木の机と椅子だけじゃなくてゆったり座れるソファの席があったので二人でそこに座って、しゃべりまくった。

昔の友だちは思い出話だけで得るものがないなんていう人もいるけれど、
一時期を友に涙し汗した仲間は、やっぱりいくつになっても格好をつける必要がなく、互いの近況を話しながら、大いに笑った。
キンタはまだ幼稚園の子どもがいて、専業主婦だというけれど、それが彼女を言い表している言葉とは思えない。ハングルを勉強したキンタは、以前会った時に私のスターバックスの韓国版タンブラーに誰よりも反応したし、私がいつか見たいと言い続けている北京の舞踊「千手観音」にも賛同してくれたし、人の話を聞くのが大好きといって、最近聞いた面白かった話をいくつかしてくれた。

キンタと会って、自分の日頃の時計の回る速度とは全然違うキンタと話して、毎日を楽しんでいる人はいいなあと思った。ギスギスしていない気持ちの余裕は、彼女の生活からにじみ出ているもので、それが人を受け入れてくれる余裕に繋がっている気がした。
彼女の毎日はまだまだ子どもとの格闘の日々のように思う。
でも彼女にはギスギスしたところがない。
「忙しい」なんて言葉は心が亡ぶと書くのだから、できるだけ使いたくないけれど、ついつい言ってしまうときがある。
彼女と会って、そうそう、こういう言葉使わないぞと、改めて決意させてくれた。

それにしてもお薦めの1030円パスタランチは美味しかった。安い!美味しい。またきっと来ようと思った。
最後になりましたが、キンタとはもちろんキンタクンテのことです。「ルーツ」というTV番組、夢中になって見たねって言うと、年齢が分かりますね。
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小さな幸せ

2007-06-12 20:32:51 | シホのホ(雑記帳)
今朝、私の車とすれ違ったよと連絡くれたKさん、今日は松阪で講義の日です。だからあんなところを車で走っていたのです。それにしても私の車の色は目立つようですね。

近くの駅まで車で乗り付け、松阪までは近鉄電車に乗ります。
運動不足が気になる私は、駅からのバスをできるだけ大学前まで乗りつけるバスではなく、大学のある丘の入り口で降りなくてはならないバスに乗って、ささやかな運動を心がけています。
そしてずっとずっと私は今日まで学生がさっと横道にそれていくのを気にかけながら、大学までの大きな道を黙々と登っていました。

今日、目の前で同年代の女性が道を折れたので、意を決して私もお好み焼き屋の前で右に折れてみました。すると今まで知らなかった住宅街があって、料亭みたいなところもあって、旧門なのかレンガ造りの良い門を入ると、そこはもう大学で、木が茂っていて足元は写真のアザミ、なんだかとっても幸せな気分になりました。

幸せなことは続きました。
今まで最も控え室から遠い講義室だったのですが、その棟は先週の雷でエアコンが使えなくなっており、それだけだったら我慢したのですが、プロジェクターも使えなくなっていました。
そしたら職員の方が明いている別の部屋を探してくださって、それは図書室の上にあるめちゃくちゃ設備の整った、パソコンの画面が自分でも惚れ惚れするくらい美しく映るたぶん学内でナンバーワンの部屋でした(?)。
学生とともに喜び合いました。(…といっても前期の講義ですからあと1ヶ月くらいのことですが。)

というわけで、最近バタバタとしていて連絡とれずにいたり、ブログも更新できていなくて、心配してくださっている方々、わずかな喜びを感じて頑張っていますのでご安心下さい。
それから締め切りすぎてるぞと怒っている方々、今しばらくお待ちを。
コメント (9)
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