ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

元気です!

2006-08-28 10:49:01 | シホのホ(雑記帳)
一日一日と更新を怠るうちに、気がつけば半月が経っていました。
その間、たくさんのメールをいただきました。ブログ仲間はもちろんのこと、この人も読んでくれていたの?って方もみえて、ブログって一方通行じゃないんだなあと改めて知りました。
このブログのアクセス数がそれほど落ち込んでいないことにも驚きました。繰り返し覗いてくださって、気にかけてくださってありがとうございます。

まさか病気?入院?それとも海外?…そんな予想メールに回答を。
あまりにタイトな原稿締め切りの連打に、無我夢中で打ち返していました。
なぜ8月って締め切りが多いのでしょうか?もちろん寝不足で、もうフラフラでした。
何歳になっても9月1日の始業式前夜の辛さを繰り返さなくてはならないのかと気落ちもしましたが、好きで選んだ道です、自分で引き受けているのです。
(こんなこと私一人で嘆いているのかと思ったら、結構、作家が同じようなことを新聞に書いていて、ホッとしました。しかも角田光代さんの話では常時20から30の締め切りを抱えているそうで。私の嘆きはわがまま程度なのは確かです。)
何だがこの感じで行くと原稿は既に送り終えた感じですが、いえいえまだまだその最中です。でもようやくゴールが見えてきたかな?

久々の更新だから写真をつけようと思って、八丈島に自生する明日葉の写真を選びました。明日葉は、今日に葉を摘んでも明日は新しい芽を出す、というところからその名がつけられたとか。
気づけば秋の風にバトンタッチしているような気配です。
私は明日葉とはいかないまでも、元気です。どうぞこれから再び宜しくお願いします。

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8月15日を前に

2006-08-13 22:43:39 | シホのホ(雑記帳)
毎年この時期はそうですが、今年も戦争に関する様々な番組があります。
今夜はNHKスペシャル「日中戦争‐なぜ戦争は拡大したのか‐」を見ました。
明日は同じくNHKスペシャル「日中は歴史にどう向き合えばいいのか」があります。
日本では過去のこと過去のことと追いやられそうな話ですが、6月、中国で一つ年下のXさんと話をしているとき、戦争の話になったとき、「祖父は漁民で、日本軍の荷物を運んでいて、失敗があってその場で殺されました」と話してくれました。
どこが過去の話なんだ!とそんな時いつも思います。
私の祖父は近衛兵だったためにそうしたリアルな戦争話を聞くことなく、私は育ってしまいました。逆にいうと、祖父がテレビで天皇が映ると姿勢を正して敬礼し、涙する姿にひどく違和感を覚えていました。

テレビを見ながら、その語り部が90代だったりするのを見ながら、今聞けるときに聞いておかなくてはという思いを強くしました。
徐福仲間、大先輩のMさんはもう80代ですが、満州での憲兵時代を経て、戦後、徐福伝説と出会い、この伝説を知っていれば、日本は中国を攻めなかったとそれから懸命に徐福顕彰に尽力してきた方です。早いうちにお会いし、こうした方たちの思いを刻んでおきたいと思います。
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実家に行ってきました

2006-08-12 10:05:20 | シホのホ(雑記帳)
夏休みに設定された様々な締め切りに追われていると、日々パソコンの前で過ごしてしまって、世間に疎くなってしまうところがあります。
昨日、実家に夏の挨拶に一家で出かけました。一家でとはいっても、相棒サトルは部活指導があったので、夕方合流。私が子どもたちを連れて先に出かけました。
ところが帰省ラッシュの渋滞に阻まれて行路は苦戦!あー、もうそんな時期だったと気づきました。

私の祖母は85歳、腰は曲がっていますがまだまだ元気!曾孫の成長に感激することしきり。また、自分が和裁学校を長くやってきたことから、私が母・妻としてだけではない自分を持っていることを、この歳には珍しくとても嬉しく思ってくれている様子。ちょうど韓国の新聞社から何枚かの写真が送られてきたところで、自分で言うのもなんですが、プロの写真は出来上がりがよく、それを見せたら本当に嬉しそうにしていました。

昼は母定番の「天むす」。海老のてんぷらを具にして、父の畑で取った新鮮なシソを挟んだ小ぶりのお結びです。
夕食は近くの鰻屋。「ひつまぶし」というこの地方ならではの食べ方で食べました。注文するとき「ジャンボ」という大きなお櫃に入ったものがあって、2-4人前と書いてあったので、3つ注文。どこが2人前なんじゃと言うくらいの量で、みんなもくもくと食しました。美味しかったあ!!
近所のシュークリームをデザートに晩には実家を後にしました。
いつも車が見えなくなるまで手を振ってくれる両親に感謝!

来週は同じく日帰りで相棒サトルの実家に夏のご挨拶です。とにかく家族が部活動やスポーツクラブでフル回転。どちらも一泊もできずに申し訳ないのですが、とにかくなんとか家族それぞれ元気にやっています。

今朝は相棒サトルは身障者バスケットボール全国大会のオフィシャルに出かけ、ワタルは野球の友だちと近くの巨大な遊園地施設のプールへ。サホは午後からバスケットの練習に出かけます。わずかな午前中にサホが来週、バスケットの大会に遠征に行くので下着などの買い物に行こうと話しています。
こうしてみると、私がパソコンに向かう時間は昔より確実に確保されています。よし、今日中に一本仕上げよう!と今日こそは思うのでした。
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Coffee break

2006-08-10 15:44:01 | シホのホ(雑記帳)
なぜいつも午後になるとこんなに眠くなるのでしょう?
パソコンの前でいつもウトウトしてしまいます。

それでも今日は窓からムンムンと熱気が来て、日差しもあって、
ウトウトという感じにはなりません。蝉の声もちょっと疲れています。
さっきベランダに出たら、この夏の最高温度記録更新!という感じでした。

ちょっと濃い目のコーヒーを入れて、目を覚まします。
ブルガリアから留学している研究仲間が、元気なひまわりのグリーティングカードを送ってきてくれました。目の前がとても爽やかになって、嬉しくなりました。
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日本語テキストが面白い!

2006-08-09 12:39:12 | シホのホ(雑記帳)
来春、中国で出版予定の日本語学習者への日本語テキストの各課の文章に寸評を寄せる仕事をしています。
なぜ私が?と思いますが、6月に中国江蘇省連雲港市の淮海工学院という大学に徐福研究所が設置された記念に講演をしに出かけて、講演会場で外国語学部長のZさん・このテキストの執筆者と出会いました。
日本で博士号をとられただけあって、日本語が達者で実にヒョウキン。読ませていただいた日本語テキストの文章も、軽快なタッチで書かれていて、実に面白く読ませていただきました。

実のところ、海外で発行されている日本語テキストは誤った日本紹介の宝庫で、それが逆に面白くて私は中国に行く度に本屋の日本語学習のコーナーに行き、「サラリーマンがいつも駅で牛乳飲んで、そばを食べているわけじゃない!」などと、作られた日本イメージを楽しんでいます。
ところが今回の日本語テキストを読んで面白いのは、中国の話を書いているからなのです。私は短編小説を読むようにその作品を楽しんで、そこに逆に日本ではという駄文を添えようとしています。
締め切り間近、こんな暢気なことを言っていないで、次々と打ちこんでいかなくてはならないのですが、徐福がきっかけで出会った中国の方と、こんな風に全く別分野の新しい仕事をご一緒できること、先に感謝しておこうと思います。(仕事から逃げてる!)

昨日(8月8日)の朝日新聞夕刊に、法政大の王敏さんが七夕のことをお書きになっていて、人民日報海外版(7月29日)に中国の若者が七夕を愛の告白日として蘇生させたという記事を「天には架け橋。われわれにはネットがある。」という言葉と一緒に紹介していました。愛の告白に限らず、ネットの力は実に大きい。私が今こうしてしている作業を、10年前には想像さえできませんでした。多量のテキストが海を渡って飛んでくる。読んで寸評を入れて海の向こうに送り返す。こんなやり取りが日常茶飯事となっているのです。

それにしても私は書くのがとても遅い。恐ろしく速いスピードで行き交う時代に、それでも書き手が書くスピードは変わらないというのは、なんとかして欲しいものだなあと思います。

そして最後にもう一つ、こんなに便利になったとしても、自分の書きたいこと、気持ちをそのまま伝えることはなかなか大変です。友人となんとなくギクシャクしていて、その「なんとなく」が難しい。その友人とすっきり和解ができるのか、そんなときはやっぱりメールではどうにもならないような気がします。…ちょっと言い訳して仕事します。
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