ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

2007年7月7日

2007-07-08 00:23:07 | シホのホ(雑記帳)
今日は2007年7月7日、徐福つながりの鳥居さん(ネスト企画)が実現のこの日まで長く時間をかけて東奔西走なさっていた第10回全国七夕サミットが大阪の枚方・交野で行われています。

ですから私もそのことに触れて…と思っていましたが、
やはりここは70年前の7月7日を刻んでおきたいと思います。
いまから70年前の7月7日、中国北京郊外で盧溝橋事件がありました。
盧溝橋に行った話は既に書いたことがあると思いますが、
徐福の集まりで北京にいたnaoeさんと私がわずかな時間ができたので、
「北京週報」の方に御案内いただき、出かけたのでした。
到着した時、もう盧溝橋にある戦争記念館は閉館していて、入ることができませんでした。残念がっていると、「北京週報」の方が館長に頼んでくださり、
わざわざ私たちのためにもう一度あけてくださったのでした。
そんな記事を書いていたら、ニュースで盧溝橋の70年記念式典の様子や周辺の反日デモが報じられていました。
こういうニュースを見ると、だから中国は嫌だという人がいるけれど、逆切れしてどうする?といつも思います。
今年は日中国交正常化35周年、盧溝橋事件から70年ですから、ようやく半分のところまで来たわけです。

今月、北京に行きますので、時間があったら10数年ぶりに盧溝橋に行って来ようと思います。
そして、9月には中国の蘇州に行きますので、同じく70年前の12月にあった南京大虐殺、南京のその記念館にも行って来ようと思います。

自分の足で歩いて自分の目で見ること、それしかできないけれど、それが私の中国との出会いの原点です。








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4 コメント

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研究者の姿勢 (はるか)
2007-07-08 10:03:12
「現実」を見つめ続けるシホさんの視線、すごいです。

子どもの頃、戦争関係の児童書・漫画・大人向けの本を読みあさり、「ガラスのうさぎ」の映画も見に行き、祖父母の戦争体験を聞き取って。。。

そうこうしているうちに、怖くて近寄れなくなってしまったのです。この話題に。

今私の“師匠その①”が沖縄の大学に出張していて、「宜野湾だより」を送ってくれます。その感想で上記のようなことを書いたら、「沖縄は避けて通れないよ。」

たてつづけに研究者として(もちろん人間として)、現実を直視する姿勢を学ばせてもらいました。

でも、、、

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子どもの頃 (シホ)
2007-07-08 13:14:36
私は親子映画という学校の体育館を使った母たちの自主上映で「ガラスのうさぎ」や「はだしのゲン」、そんなのを見てきました。
被害者の人数が正確かどうかなんてことではなく、
私の伯父はこうやって殺されましたという一人の話を聞くことが私には大切です。

はるかさん、それも含めて地域と接したらいいと思うよ。辛い分、楽しいこともあるもの。
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歴史の・・ (satoshi-k)
2007-07-09 00:18:06
日本が過去に犯した過ち・・それは人類の長い歴史の中で世界中の国、人々が犯してきたことなんですよね。それをちゃんと見つめ反省してきた国って、どれだけあるんだろうと思います。ただ単にどこかを避難してスケープゴートにあげつらう・・そんなことの繰り返しでは絶対に真の友好や平和はこないと思っています。真の友好・・謀や利権などに惑わされない、やはり人と人が繋がりあい解かりあう・・徐福様はきっとそれをかなえてくれます。そう信じたいですね。
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ありがとうございます (シホ)
2007-07-09 00:34:51
長く中国の口承文芸研究に関わっていらしたI先生と先月お会いした時に、何を日本人がしていったかを早いうちに聞き取っておかなくてはいけないという話題になりました。
徐福の伝説のある地はその聞き取りに欠かせない土地です。
機会を見て、すすめていきたいと考えています。それがって初めて徐福の語りが生まれるのですから。
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