本の紹介です。
雨宮剛編著『もう一つの強制連行 謎の農耕勤務隊-足元からの検証-』
(2012年5月、自費出版4000円)
編者の雨宮剛さん(青山学院大学名誉教授)は1934年豊田市御船町生まれ。
自身の研究分野とは異なるものの、太平洋戦争末期に鍬を担いだ兵隊を目にしたことが脳裏から離れず、
2007年より聞き取り調査を始めました。
その兵隊は、後に朝鮮半島から強制連行された陸軍農耕勤務隊であること、
彼らの目的は、食糧増産だけでなく航空機燃料用のサツマイモやジャガイモの耕作、
航空燃料に用いる松根油の原料の松根掘りにあり、戦争末期、豊田市内に点在していたようです。
聞き書きの中には、農耕隊を目にした方たちが、
自分の子どももきっと戦地で同じ思いをしているだろうと、
逃げて来た少年兵を隠したり、食事を食べさせたりしたという話もあり、
あの時代を記録していくことの意義と、受け取る私たちの責任も考えさせられました。
問い合わせ先:雨宮恵一さんTel.0565-45-0094/Fax.45-0096
私も対応できます。
雨宮剛編著『もう一つの強制連行 謎の農耕勤務隊-足元からの検証-』
(2012年5月、自費出版4000円)
編者の雨宮剛さん(青山学院大学名誉教授)は1934年豊田市御船町生まれ。
自身の研究分野とは異なるものの、太平洋戦争末期に鍬を担いだ兵隊を目にしたことが脳裏から離れず、
2007年より聞き取り調査を始めました。
その兵隊は、後に朝鮮半島から強制連行された陸軍農耕勤務隊であること、
彼らの目的は、食糧増産だけでなく航空機燃料用のサツマイモやジャガイモの耕作、
航空燃料に用いる松根油の原料の松根掘りにあり、戦争末期、豊田市内に点在していたようです。
聞き書きの中には、農耕隊を目にした方たちが、
自分の子どももきっと戦地で同じ思いをしているだろうと、
逃げて来た少年兵を隠したり、食事を食べさせたりしたという話もあり、
あの時代を記録していくことの意義と、受け取る私たちの責任も考えさせられました。
問い合わせ先:雨宮恵一さんTel.0565-45-0094/Fax.45-0096
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