ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
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逵(つじ)志保のページです

青森県北津軽郡小泊の徐福さんに会いに…

2007-05-07 16:24:56 | 徐福伝説
2002年11月11日、青森県北津軽郡小泊村(当時。2005年3月に小泊村は中里町と町村合併し、青森県北津軽郡中泊町大字小泊となりました。)の権現崎に徐福像が建立され除幕式が行われました。もちろんその除幕式には立ち会っているのですが、その後、徐福像の地盤部分が弱かったようで像を移動させることになり、現在は「徐福の里」ができてそこに落ち着いているようです。

2002年から訪ねていないのですが、郷土史家の柳沢さんとは年に数回は電話でお話したり、時には私の講座をお聴きくださって徐福に興味を持った方々が小泊方面を訪ねる際、親切に御案内いただいたりというわけで、会っていないのに会っているような年月を過ごしてきました。

2007年6月、もう来月になりますが、日本口承文芸学会年会が青森県弘前市の弘前学院大学で開かれます。こんな機会はありませんから小泊に5年ぶりに出かけることにしました。

小泊中学校が5月から徐福の紙芝居製作のための勉強会を行っていると聞いていたのですが、柳沢さんと連絡をとると、運良く私が出かける6月1日はその勉強会がある日だそうで、打ち合わせたかのように開始時間も私が現地に到着する時間とぴったり合うことがわかりました。
中学生のみなさんが紙芝居作りのために徐福の里を訪ねて徐福像を見て…地域の方から徐福の勉強をする様子を見せていただけることになりました。本当にいいタイミングです。
徐福像がある場所って小泊のどこ?という方、小泊海岸地名を御覧下さい。

写真は2002年の除幕式の時に撮った徐福像の写真です。徐福像の原画は、ねぶた師の竹浪比呂央さん。他のどの土地にもない貫禄ある徐福です。たしかその時私の隣にいらした鹿児島県串木野市からいらした徐福研究者の三善さんがこの像をみて、「徐福さんが亡くなったのはここかもしれないねえ」とおっしゃったことがありました。
コメント (4)
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