ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
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逵(つじ)志保のページです

負けた日の思い出

2005-04-04 14:53:47 | シホのホ(雑記帳)
昨日、ワタルが野球の試合に負けて帰ってきました。
勝ち進めば県大会。前回は県大会準優勝まで進みましたから、
新チームになって主力メンバー3人の退部があっても、勝てるという思いはあったのではないかとおもいます。
実際、私も負けるとは思ってもみませんでした。

よほど口惜しかったのでしょう。メンバーのKEN君のお母さんの話では、会場から小学校のグランドまで
コーチの車に分乗して帰ってくるのですが、みんな泣いていたのだそうです。
ワタルはしばらく全く口をききませんでした。
優勢だった試合、逆転で終るという試合の進め方は、いつもは自分たちが逆転する側にいました。

私はふと中学で自分がバスケットをしていた頃のことを思い出しました。
私たちのチームは、今年はもしかしたら都大会まで進めるのではないかと思っていました。
しかし、忘れもしない11月3日、全国大会常連で、前年には2年連続で全国準優勝を果たしていた
H市立南中に、私たちはコテンパンにやられます。
顧問の先生が帰りのミーティングの時に「今日はお前たちにとっては南中に負けた日だ」といったのです。
もう4半世紀が経つというのに、未だに文化の日が来ると思い出すのです。

ワタルたちもまた、帰りに監督から話を聞いていました。
あれだけ頑張っているから、口惜し涙が出るのでしょう。それは頑張ったからこそだと思います。
そのことに自信を持って、私にとって「南中に負けた日」がいつのまにか懐かしい響きになったように、
ワタルにとっても、いい経験だったと思える日が来るといいなあと思います。

17日には新市主催の大会、ワタルは選手宣誓なのだそうです。
いつのまにかたくさんの経験を積み重ねているワタルに負けないよう、私もガンバリマス!

今回の写真はKEN君のおじさんが撮って下さいました。感謝!