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ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

伝説銘菓「大禹謨」が美味しい!

2018-04-29 14:30:35 | その他の研究・調査
5月16日(水)まで、京都の立命館大学 歴史都市防災研究所において、「 日本の禹王遺跡と治水神・禹王信仰展」がおこなわれていることは既にご案内していますが、今日はその禹王関連で、私の得意分野(?)お菓子の話です。

禹王研究会でお会いした包末さん、香川県・高松のお菓子屋さん(https://www.kanesue.net)で、当地の禹王をめぐる歴史ロマンに心惹かれ、とうとう禹王のお菓子を出したのだとおっしゃいます。





お菓子の名前の由来は、高松で江戸時代に建てられた「禹王謨」碑にちなんでとのこと、禹王は徐福と並ぶまだまだマイナーな人物?いやいや禹王は中国の夏の時代の皇帝の名前です。中国では治水の神として知られています。
やっぱりどこにもこうやって伝説に心惹かれ夢中になる方いらっしゃるんだなあ、それがお菓子屋さんていうことも、徐福を取り巻くあちこちのお菓子とともに思い出します。

中国つながりの「大禹謨」、いま羽田空港など全国区になりつつあるようです。味、私はとても気に入りました。ぜひどこかで見つけたら一度食べてみてくださいね。
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2017年7月 九州北部豪雨災害その後と古賀河川図書館

2018-04-21 23:56:28 | その他の研究・調査
先日、治水神・禹王研究会の第5回総会・研究大会があり、立命館大学 末川記念会館に出かけました。
5月16日(水)まで同大学 歴史都市防災研究所において、「 日本の禹王遺跡と治水神・禹王信仰展」がおこなわれており、もちろん今回の大会はそれに合わせて開催されたわけですが、初めての禹王展で貴重な資料を拝見することができました。
会場では『治水神・禹王研究会誌』第5号(治水神・禹王研究会編集・発行、2018年4月1日)を受け取りました。



今号では、昨年10月に行われた「第6回 全国禹王サミットin富士川」参加記を書かせていただきました(32-37ページ)。
参加記のなかで、追加するかたちで、今年2018年1月に古賀さんを頼って九州北部豪雨災害地を訪ね、また古賀河川図書館を訪ねさせていただいたことをかきました。その部分についてはぜひ広く知っていただきたいと思い、ここにそのまま掲載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1−2 緊急報告「2017.7.5〜7.6 九州北部豪雨災害の特徴」古賀邦雄氏

 禹王研究に災害研究は必須であるように思われるが、昨年2017年7月5・6日に及んだ九州北部豪雨災害の緊急報告が古賀邦雄氏(古賀河川図書館館長)からあった。
 古賀氏の話では、今回の水害は筑後川そのもので起きたのではない。筑後川に入り込んでくる中小河川の氾濫が問題だったという。多くの流木があり、予防もできなかった。川幅5mのところが川幅100mにもなった。筑後川の治水対策に問題はなかったが、中小河川の治水は難しく、その治水対策はできなかったのだという話であった。
 この報告を聞き、大変な被害であるということとともに、古賀氏がこの水害に本当に心痛めていることが伝わってきた。しかし実際には、私はこのときその被害と伴う心の痛みが理解できていなかったように思う。
 というのは、それから3ヶ月後の2018年1月20日、私は福岡県八女市山内でおこなわれた徐福の祭り「童男山ふすべ」に参加したあと、翌日の飛行機の時間を遅い時間にし、朝のうちに久留米市に移動、古賀氏に筑後川と被災から半年が経った災害現場を、古賀氏のご友人の運転でご案内いただいた。
 久留米バスセンターで迎えていただき、筑後川を日田市まで遡った。田主丸の河童像、月光菩薩を見て、そのゆかりを聞きながら上流へ向かった。江戸期に造られた恵利堰、そして水害のときには繰り返しテレビニュースで見た堀川用水の三連水車、改修の進む山田堰、大石堰と古賀氏の名案内で巡ることができた。被災地の朝倉市杷木町赤谷川、そして寒水川は、筑後川沿いの道をそれぞれの川沿いに車を左折させただけで、大変な被害であることがわかった。人がいなかった。山肌をごっそりと削り、一気に駆け下りてきたであろう濁流がまだ家の1階部分を奪っていた。大破した軽トラックがどうしようもなく土砂とともに放置されていた。





これほどに水の力は大きいものかと思った。もう半年なのか、まだ半年なのか。戻らない川の流れを人工的につくっている様子も初めて目にした。ようやく私は古賀氏がどんなにか心痛めていたかを知ることができたのだった。
 古賀氏から声をかけていただかなかったら、きっと私は知らないままであったと思う。このいまの姿をもっと多くの方に見ていただきたいと思う。人は水とともに生きるけれど、その水がどれほどの力を持つものなのかを肌で感じる貴重な機会だと思う。
 古賀氏について、これは周知のことであろうけれど、古賀河川図書館のことを付しておきたい。以前よりご自宅を私設の河川図書館として開設していることは存じていたが、今回、併せて古賀河川図書館も訪ねることができた。玄関先にも本が出てきてしまうのではないかというほど、玄関から2階に至る階段の両脇まで家の全てが川の本であった。
 感心したのはこの1万冊に及ぶ川の本を古賀氏が独自の35種の分類表に基づいて整理しており、ありとあらゆる本が報告書が保管されているということである。最近は海外からの学生の見学も多いということだが、この宝物が宝物として生き続けることができるよう、私たちは見守っていかなくてはいけないと思った。

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2018年3月16日−5月16日 日本の禹王遺跡と治水神・禹王信仰展のご案内

2018-03-16 11:13:27 | その他の研究・調査
本日2018年3月16日(金)から5月16日(水)の期間、京都の立命館大学 歴史都市防災研究所において、「 日本の禹王遺跡と治水神・禹王信仰展」がおこなわれています。
徐福伝説という渡来人伝説と、枝下用水という利水の歴史の交差点のようなところに治水神・禹王はいて、いつもちょっと気になる存在です。
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2018年1月26−28日「師走祭り」(宮崎県)です。私は1月20日「童男山ふすべ」(福岡県)です。

2018-01-15 22:00:45 | その他の研究・調査
「そろそろ帰らなくては」の宮崎県東臼杵郡美郷町南郷神門の「師走祭り」。
残念ながら今年は開催日がいつもの年よりも一週間遅かったようで、
この日だろうと予想していた師走祭りに合わせて全ての予定を調整していたため、
残念、行けなくなってしまいました。
あのナバ(椎茸です)、イノシシ肉、鹿肉、ストーブで焼いてくれる餅、ごぼうと鶏肉いっぱいの汁をかけてかきこむご飯、美味しい煮物、奉納されるとれたての鯛の刺身、神楽を見ながら焼いてもらう鮎、キンカン、
ああなんで食べることばかりなの?
大ファンの山霧温泉http://www.nango-spa.co.jp、温泉が良いだけでなく、私の基礎化粧品「どんタロ」「美神の泉水」はここの温泉のもの。

ああ忘れてたってことはなく、なによりも人人人。
たくさんの方に「つじちゃん」(この祭りの調査を始めた頃はモーニング娘は流行っていたのかな?)とこえをかけていただいて、本当に自分の故郷のような気持ちになって祭りを過ごします。
そして、よし!新たな年も頑張ろうと思うのです。
一年の始まりはもうぜったい師走祭りなので、なんだかいつもの年越しができないような寂しさがあります。

でも私は負けない!
1月20日、福岡県八女市山内で徐福の祭り「童男山ふすべ」があります。
師走祭りに通うようになってから日程が重なるため、
何度かはしごしたこともあったのですが、この頃はすっかりご無沙汰してしまっていました。
いくぞ「童男山ふすべ」!
ここには美味しい黒棒もあるし、八女のお茶も最高だし。
久々に「童男山ふすべ」のあとのぜんざい食べられるかなあ。
…どこに行っても食べてばかりいるのでした。
そしてやっぱり忘れていないぞ、人人人。
この頃は八女の方はずいぶん中国や韓国の徐福のイベントに出かける方もいらっしゃるので
会える方もいるけれど、長くお会いしていない方もあります。
久々の八女、楽しみにしています。

今回は八女の往復の際に、久留米に立ち寄ることになりました。
なにをするかって?
こちらは枝下用水つながりで筑後川と用水の勉強です。

徐福と百済王と枝下用水がばらばらではなく少しずつからまってくれるようになりました。
今年は美味しい美味しいと喜んでばかりいないで、仕事しようと思っています。
思っているけど、美味しいことが私を呼び寄せるのです。
さてさてどうなることやら。
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2017年9月16日 東海日中関係学会 第2回公開研究会・懇親会のご案内

2017-08-27 23:06:05 | その他の研究・調査
2017年度 東海日中関係学会 第2回公開研究会・懇親会のご案内

拝啓 盛夏の候、皆様各位におかれましてはご健勝にてご活躍のことと存じ上げます。平素は、当学会の運営につきまして格別のご支援ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2017年度の第2回公開研究会・懇親会を下記により開催致します。お二人の講師をお招きしての発表・討論を予定しています。ご多用のことかと存じますが、万障お繰り合わせの上、懇親会含め是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。
東海日中関係学会会長 川村範行

   記
日時:9月16日(土)14:00開会(受付開始13:40〜)
会場:中統奨学館ビル4階 名古屋市中区栄4丁目16番29号  TEL 052-262-1410
公開研究会:14:00~17:00
懇親会:17:00~18:30(会場内にて)

研究発表
 Ⅰ 「『核心』としての習近平についての歴史的考察」
発表者:柴田哲雄氏(愛知学院大学教養部准教授)
 Ⅱ 特派員帰朝報告「『習近平の中国』の現実」
発表者:平岩勇司氏(中日新聞前中国総局長)

研究会参加費:一般1,000円、学生500円、東海日中関係学会会員・日中文化協会会員無料
懇親会費:1,000円

ご参加につきましては、回答書にご記入の上、FAXあるいはメールにてご回答願います。
お問合わせ先:東海日中関係学会事務局(TEL 052-551-3101 ㈱ハヤカワカンパニー内)

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2016年度 第2回公開研究会・懇親会 参加申込書
東海日中関係学会 行(FAX:052-571-2906/MAIL :tokai.n.c.a@gmail.com)

該当する各々に○を付してお申込みください。
【公開研究会】(  )会員参加・(  )一般参加・(  )学生参加
【懇親会】  (  )参加
氏 名:
連絡先(会員の方で、変更があればご記入ください)
住所 〒                        
FAX /E−mail                   
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