時折りは誰彼覗く蛇苺 ひよどり 一平
(ときおりはだれかれのぞくへびいちご)
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この頃は横着になって、三脚を使わない。あの重さに耐えられないからだ。
だが、蛇苺のような被写体の場合は、脚や腰が痛くなり、果ては腹ばいになって撮ることもしばしば。
大仰な様子なので、傍目には、よほど珍重な被写体と映るらしい。
それが蛇苺だと知り、大方の人は、「なーんだ」と言わんばかりの顔。
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身体が鈍ってしまった。同時に、意欲も鈍った。
「どうでもいいや」と思うことが多くなった。
新型コロナウイルスとの対戦で引き分けても、意欲や体力が減退したのでは負けたとおんなじ。
気合を入れ直さないといけない。