新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

芍薬

2020年05月19日 11時19分03秒 | 写真と俳句

   芍薬と言ひて立ち去る人ばかり   ひよどり 一平

  (しゃくやくといいてたちさるひとばかり)

    ・・・・・・・

 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とよく言われる。

 納得出来る。

 ところがこの公園では、芍薬を愛でる人が少ない。

 家庭菜園に精を出す人は多いが、この芍薬たちの前を素通りする人ばかり。

 見飽きてしまったのだろうか。

  ・・・・・・・

 昨日、幾日かぶりで都心へ出かけた。

 10日ほど前より、ずっと人の出が多かった。

 ほとんどはビジネスマン風の人であった。

 緊張が緩んだのかなぁと思った。世間全体が、弛緩しているように思えた。

 かく言う私自身、以前よりも恐怖感が失せていた。

 しかし、訪問先は厳戒態勢にあった。

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