新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

倨傲許さず

2020年05月27日 08時11分49秒 | 写真と俳句

   すべからく倨傲許さず枇杷熟るる    ひよどり 一平

  (すべからくきょごうゆるさずびわうるる)

   ・・・・・・・

 昨日、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が解除された。

 海外からは、日本の実態について懸念する声があるらしい。

 国内的に言えば、「一人あたり十万円」や「一家族マスク二枚」の遅れに関し、不満の声が大きくなってきている。

 加えて、「検事長の麻雀」などが出たのだから、安倍総理も大変なことだ。

 安倍首相に対する批判の声は、更に高まってくるように思う。

 そのような折だが、新型コロナウイルスの第二波、第三波に対する備えについては、より強固ななものにしてほしいものだ。

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遺品が減る

2020年05月26日 07時43分43秒 | 写真と俳句

   じゃがいもの花や減りゆく亡母のもの    ひよどり 一平

  (じゃがいものはなやへりゆくははのもの)

   ・・・・・・・

 自室の掃除をした。久し振りだ。

 以前、カミさんに掃除され、書籍が見つからなくなったことがあった。それ以来、カミさんは私の部屋に入らない。彼女にとってみれば、もっけの幸いだったようだ。

 私は掃除が大嫌いだ。それ以来、部屋は乱雑を通り越して埃が舞う始末。

 孫娘が来た折、彼女は立ち入る権利があると思っているらしく、私が不在でも掃除をしてくれる。

 しかし、自分流で掃除をするので、ものの置き場所が見事に変更され、大いに困ったこともあった。

 そんな折は、いそいそと電話をして、ものの有りかを問うたりした。幸せイッパイの気分だった。

 高校生になって以来、そんな楽しみはなくなった。ましてや、この新型コロナ騒動だ。止むを得ないと思っている。

     

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恋ともならず

2020年05月25日 10時52分55秒 | 写真と俳句

      子を負うて恋とも言へず花あやめ   ひよどり 一平

     (こをおうてこいともいえずはなあやめ)

      ・・・・・・・

 緊急事態宣言下にあるので、極力、他県への動きは控えている。

 そんな折、友人から上の写真を送って貰った。

 以前に行ったことのある公園の一角なので、さっそく句を付けてみた。

         ・・・・・・・

 東京、神奈川、千葉、埼玉についても、間もなく「緊急事態宣言」が解除される模様。

 ほっとする気分はあるが、一抹の不安もある。

 順調に滑り出して欲しいものです。

 

 

 

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甘い束縛

2020年05月24日 13時54分15秒 | 写真と俳句

     鉄線の咲き久々のご挨拶    ひよどり 一平

  (てっせんのさきひさびさのごあいさつ)

   ・・・・・・・

「よく咲きましたねぇ。しっかりと丹精なさっておられるから・・・」

「いいえ、なんにもしていないンですのよ。勝手に伸びて勝手に咲いて・・・」

 垣根越しのご挨拶があったかも知れない。

 鉄線花(またはクレマチス)の花言葉は、「精神の美」、「甘い束縛」など。

 「精神の美」はともかくも、「甘い束縛」なら歓迎だ。

    ・・・・・・・

 昨夜、弟から電話があった。新型コロナ絡みで、私を案じてくれての電話だった。

 家を継いでくれていた弟が他界し、末のこの弟に実家を継いでもらっている。

 電話によれば、このブログを見てくれているとか。私はすっかり嬉しくなった次第だ。

 

 

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まずは歩こう

2020年05月23日 00時01分07秒 | 写真と俳句

  病む人の日々の歩みやさつき咲く    一平

  (やむひとのひびのあゆみやさつきさく)

   ・・・・・・・

 老いてからの病気であっても、早い回復には歩くのが一番ではないか。

 もちろん、病状によっては早くから歩くことが出来ない場合もある。

 そのような場合は、まずは一歩でも五歩でも歩けるように努め、その先はわずかずつでも歩数を伸ばして行く。

 今までの私は、そのようにして回復に努めてきた。

 もちろん、そんな回復術が、いつまで続けられるかは、年齢次第、病状次第かもしれない。 

 出来なかったとすれば、それは神か仏か天の思し召し。

 その時はその時だ。

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