新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

行ったきり

2018年12月07日 07時14分45秒 | 写真と俳句

 上州新田郡の木枯らし紋次郎は、とにかく絵になるヤクザだった。

 楊枝を咥えた姿には、凄みの裏に哀愁が漂い、捨てて置けない風情があった。

 原作は笹沢佐保の小説だったと思うが、あいつは何処へ行ったんだろうか。

   落葉踏みあいつそのまま行ったきり    ひよどり 一平

 (おちばふみあいつそのままいったきり)

コメント (2)
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