新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

水温む

2018年02月21日 07時39分17秒 | 写真と俳句

 午後に時間が空いたので、新宿御苑へ。

 白梅、紅梅ともに、花の盛りを過ぎていたかも知れない。

 私の主眼は池を覗くことにあった。

 鯉たちの動作は、まだまだ緩慢。ゆらゆらと泳ぎながら、私を睨め付けた。

 私の顔が気に障ったのかどうか、じろりと睨んで、また沈んで行った。

  我を見て鯉の沈むや水温む   ひよどり 一平

 (われをみてこいのしずむやみずぬるむ)

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鳩の春

2018年02月20日 07時01分23秒 | 写真と俳句

     全身に春日浴びをり鳩の群れ   ひよどり 一平

  (ぜんしんいはるひあびをりはとのむれ)

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甘い囁きはタブー

2018年02月19日 01時15分20秒 | 写真と俳句

 毎年のことなのだが、春先に体調を崩すことが多い。 

 浮かれた気分の赴くまま、張り切り過ぎるからなのかもしれない。

 特に柳の芽がいけない。もちろん、女性の甘い囁きにも要注意。

 このような季節こそ、冷厳に心を抑えなければならないのだ。

   芽柳の風に誘はれ池の端   ひよどり 一平

  (めやなぎのかぜにさそわれいけのはた)

   

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何を咎めむ

2018年02月15日 10時00分27秒 | 写真と俳句

  かかる世の何を咎めむ落椿   ひよどり 一平

 (かかるよのなにをとがめむおちつばき)

   2,3日、他出いたします。

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一気に春?

2018年02月14日 21時18分16秒 | 写真と俳句

 梅を見ようと思い浜離宮へ足を延ばした。

 驚いたことに、菜の花にも出会うことが出来た。

 落ち着けない気分だったが、スマホカメラマンがしきりにパチパチとやっていた。

   東京という名の異郷梅咲けり    ひよどり 一平

   (とうきょうというなのいきょううめさけり)

       他出のため、一両日、お休みいたします。

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