寒い寒いと言われながらも、春は確かな足どりを速めています。
炬燵に入ったままの居所寝みたいなことも、止したほうがいいかも知れませんね。
「居所寝(いどこね)」ってなんだいですって?
えっ、居所寝(いどこね)を知らないの?
そう言えば誰かが、群馬弁だって言っていたっけなァ。
もっとも茨城県では「きどこね(着所寝?)」と言ったような言わなかったような。
東京や他の県の人たちは、「居所寝(いどこね)」とか「着所寝(きどこね)」とは言わないのかしら。
正規な蒲団に寝ずに、炬燵なんかにごろりと寝てしまうことなんだけれど。
方言がおかしいと言うつもりはなく、むしろ便利な言葉なのだから、どんどん使ってみたらどうかと思って……。
方言の云々はともかくも、春の足どりは日毎に早まってきているようですね。
水温み流れに音の生まれけり ひよどり 一平
(みずぬるみながれにおとのうまれけり)