新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

水温む

2018年02月21日 07時39分17秒 | 写真と俳句

 午後に時間が空いたので、新宿御苑へ。

 白梅、紅梅ともに、花の盛りを過ぎていたかも知れない。

 私の主眼は池を覗くことにあった。

 鯉たちの動作は、まだまだ緩慢。ゆらゆらと泳ぎながら、私を睨め付けた。

 私の顔が気に障ったのかどうか、じろりと睨んで、また沈んで行った。

  我を見て鯉の沈むや水温む   ひよどり 一平

 (われをみてこいのしずむやみずぬるむ)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする