新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

切なくて

2016年07月19日 05時02分23秒 | 写真と俳句

    夏柳言ひ足らなくて切なくて   ひよどり 一平 

    (なつやなぎいいたらなくてせつなくて)

      今日は、ひとっ走りして奥日光へ。

   

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悔い

2016年07月18日 11時32分43秒 | 写真と俳句

 我がことにかまけ過ぎると、人の辛さが見えなくなります。

 自分の病気ばかりを言い立て、周囲の人に思いが到らないとしたら、言語道断。

 恥ずかしながら、こんなこと、私にはよくあるのです。

 そんな時、滝の前でうなだれます。

    かかるほど悔い残りけり滝しぶき   ひよどり 一平

    (かかるほどくいのこりけりたきしぶき)

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いくさの記憶

2016年07月17日 15時08分05秒 | 写真と俳句

 「えっ!戦争のこと知っているのですか?」

 「そりゃー知ってるさ、終戦の時は小学校の5年生だったのだから」

 「へ~~」

 「艦砲射撃の時は、どしゃ降りの雨の中、妹を抱いて逃げたんだ」

 私にとっては、忘れようとて忘れられない少年時代の一コマ。

 しかし、聞かされた人は、歴史の物語と受け止めているらしい。

 まるで私は、歴史上の人物だ。

 「遠くなったもんだなァ」というより、「生きていてゴメンなさいね」のほうが近いかな~

 もっともっと悲惨なことがあった時代だったのですよ~

 忘れてはいけないし、忘れさせてはいけないね。

   なぜ消えぬいくさの記憶花かぼちゃ   ひよどり 一平

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誰彼のこと

2016年07月14日 05時41分55秒 | 写真と俳句

 多くの出合いがあった。同じ数ほどの別れもあった。

 とてもいい出合いがあったが、反面、歓迎できない出合いもあった。

 別れも同じこと。離れ難い別れは多かったが、正直のところ、ほっとするような別れもあった。

   その後の誰彼のことねむの花    ひよどり 一平

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竹細工(大汐会完)

2016年07月11日 08時39分04秒 | 写真と俳句

 大汐会のメンバーは多士済々。

 私のように、癌の手術を4度も受けるほど丁寧に生きているヤツもいれば、未だにクスリの厄介になっていないような迂闊(?)なヤツもいる。

 囲碁、写真、俳句、浮き書彫り、カラオケ、盆栽作り、絵画、太極拳、ソフトボール、菜園作りなどに精を出している者もいる。

 今回は、そんな中で、竹細工の達人T.Mさんを紹介したい。

 上の写真は、来年の干支である酉だ。高さが40粍ほどのものだが、2,3日かけて仕上げたものらしい。

 

 縁起物の心づもりで作った上のミニぽっくり下駄は、15ミリほどの大きさ。

 この他にも、精細な昆虫、ユーモラスな動物など、独創的な作品を生み出している。

 技術者だった彼らしく、設計図を描き手順書を作成してから、作品作りに取りかかるらしい。

 仕上げるまでには、最愛夫人の細やかな意見が加わるのだとか。さもありなん、さもありなん。

 横浜市内に三つの教室を持ち、忙しい日々を送っているとのこと。

 興味のある方は、「NPO法人 未来塾」(045-719-0882)へ。

    夏の灯や妻にしたがひ竹細工   ひよどり 一平

   (なつのひやつまにしたがいたけざいく)

 

 

 

 

 

 

 

 

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