大汐会のメンバーは多士済々。
私のように、癌の手術を4度も受けるほど丁寧に生きているヤツもいれば、未だにクスリの厄介になっていないような迂闊(?)なヤツもいる。
囲碁、写真、俳句、浮き書彫り、カラオケ、盆栽作り、絵画、太極拳、ソフトボール、菜園作りなどに精を出している者もいる。
今回は、そんな中で、竹細工の達人T.Mさんを紹介したい。
上の写真は、来年の干支である酉だ。高さが40粍ほどのものだが、2,3日かけて仕上げたものらしい。
縁起物の心づもりで作った上のミニぽっくり下駄は、15ミリほどの大きさ。
この他にも、精細な昆虫、ユーモラスな動物など、独創的な作品を生み出している。
技術者だった彼らしく、設計図を描き手順書を作成してから、作品作りに取りかかるらしい。
仕上げるまでには、最愛夫人の細やかな意見が加わるのだとか。さもありなん、さもありなん。
横浜市内に三つの教室を持ち、忙しい日々を送っているとのこと。
興味のある方は、「NPO法人 未来塾」(045-719-0882)へ。
夏の灯や妻にしたがひ竹細工 ひよどり 一平
(なつのひやつまにしたがいたけざいく)