コトの次元が低いほど、分かりやすくて面白い。
やんややんやの都庁劇場。たちまち騒ぎは全国規模となった。
騒ぎの元は、都知事の「政治資金の公私混同」というのだから笑っちゃう。
笑っちゃうのだが、しかし笑って済ませるハナシではない。
「クレヨンしんちゃん」を「政治資金」で購入したとか、「別荘へ公用車」で行ったとか。
「家族旅行」を「会議費」として処理したり………。
しかし、「涙の知事辞任」であっさり幕切れ。
真相究明は行われず、「ザル法」はそのまま放置となるに違いない。
政治家にとって都合のいい法律なのだから、もとより改めたくないはず。
「適法だが不適切」なんぞという「弁護士的言辞」を知ったが、そんな法律でいいのだろうか。
でも、まァいいか。
「あっしにはかかわりのねェことでござんす」
ここで木枯紋次郎が出るなんざァ、私はやっぱり、筋金入りの古さだね~
立葵世の盛衰にかかはらず ひよどり 一平
全くオソマツな都庁劇場の猿芝居でしたね。
全く開いた口が収まらないオソマツさ。
そもそも、政治家の体質そのものがオソマツです。
などと腹の虫は収まらないですね♪
あまり、お粗末なことが多すぎるので、盛衰にかかわっていたら身が持ちませんよね。
都知事に至っては、これで二人連続の不祥事退陣でしょう。
首都だけに、世界にも恥ずかしいですよ。
身を縮めたくもなりますが、ここは立葵のように、ピンと背筋を伸ばして生くことにしましょう。
“要ちゃん劇場”と笑って済ませられれば
いいのですがそんなわけにもいきませんものね。
歴史に残る幼稚なお粗末さだったかもしれません(笑)。
選んだのはこちらだと思うと、情けないやら口惜しいやら。
すべからく政治家というヤツはとも言いたくないし。
あなたの立葵と違って、私の立葵は拗ねています。
「あっしにはかかわりがねェ」と言ってはいけませんね。
ピンと背筋を伸ばしましょう。
せめて日本人らしく。
あまりにもひどい。
頭隠して尻隠さずどころか、耳と眼を隠しただけ。
あれではすぐにばれます。