農業用水の向う岸の藪の中で、立派な烏瓜が垂れている。
用水の川幅は数メートルほどあり、しかも深さが数十センチもありそうだ。
立派な烏瓜は妨害されることもなく、ゆったりと垂れているのだ。
烏瓜に異様な興味を持つ私でも、おいそれとは近寄れない。
私以外のなにびとも近寄れない。
つまり、烏瓜が誰かに持ち去られる心配はないのだ。
だから私は、毎年、豊かな気分でこの季節を過ごしている。
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得した気分になれそうですね。
私が住むあたりは、以前なら「屋敷林」などがあって、烏瓜を発見する機会がありました。
今は宅地化されてしまったので、烏瓜が揺れているところが無くなってしまいました。