外交関係は難しい。
日米、日ロ、日中、日韓など、いずれを考えても、面倒な要素を内蔵している。
特に、日中関係や日韓関係は、冷え切り始めてから久しい。
双方ともども、言い分はヤマほどある。
歴史的な問題であるだけに、おいそれとは妥協できない。
歴史認識に関しての安易な妥協は、正邪問題にかかることであり、末代までの恥辱となりかねない。
かつての日本は、「この際だから、ここは一応、頭を下げておこう」的な軽率さがあった。
「慰安婦問題」における「河野談話」などは、悪い例だ。
あの時代のあのような妥協が、今日に大きな禍根を残してしまった。
なかなかリカバリーができない。
日常の人間関係でもそうではないか。
一度齟齬があると、元に戻すのは難しい。
戻そうとすることが、次の齟齬に繋がったりしかねない。
悪くすれば、戦争に発展しかねないのだ。
政治指導者は心して対応して欲しい。
人間関係の場合?
さあ、どうすればいいのかなァ。
こだわりのない一歩が肝要なのだろうが、これが難しいのかもしれませんね。
いろいろ面倒なことが山積みです。
私の場合・・・こんがらかりそうになったら、ちょっと距離をおくようにしています。
でも、こと国同士のことになると、利害が関係しますから、難しくなりますね。
イスラム国はどの国から見てもテロ集団であり、直ちに対処すべきであろうと思うのですが、なかなか意見が合わない。
安保理決議も満場一致とはなりません。
国境があってないのが実情のようで、糸筋縄ではいかないようです。