新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

私の気分

2017年09月06日 05時15分57秒 | 写真と俳句

 極く甘い言葉遣いをすれば、かれは数少ない幼馴染みだった。

 酒を浴びるほど呑む豪快なヤツだったが、その酒が命取りとなったのだろうか。最後は肝臓癌だった。

 事業欲が旺盛で、最後まで死を受け入れようとはしなかった。

 二十数年ほど前の初秋だった。

 人の一生は予測できない。頑健なヤツが先に逝き、むしろひ弱そうだった私が残っている。

 私の気分としては、まだ暫くは残っていたい。

   底紅や訃報は夜半過ぎのこと   ひよどり 一平

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
太郎ママさんへ (ひよどり)
2017-09-06 21:36:01
実のところ、飲酒と病気の因果関係はよく分かりません。
友人の場合、暴飲暴食によって肝臓を痛めながら、
飲酒を続けたことが問題だったようでした。
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畦夢さんへ (ひよどり)
2017-09-06 21:31:11
「過ぎたるは及ばざるが如し」
せっかくの百薬の長によって命を縮めたのでしょうか。
もっとも、飲酒と肝臓癌の因果関係がどれほどのものであったか、素人には即断は出来かねましたが。
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Unknown (太郎ママ)
2017-09-06 08:01:01
「底紅や訃報は夜半過ぎのこと」

人間の寿命って人それぞれなのでしょうね。
日々を充実させて暮らせたら最高ですね。
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Unknown (畦夢)
2017-09-06 05:09:21
底紅や訃報は夜半過ぎのこと   ひよどり 一平

寿命は天のみぞ知るということでしょうか、
見た目の頑健さもひ弱さも全く関係はないようですね。
百薬の長が命取りになったとは・・ちょっと残念です(笑)。
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