午後5時、安倍首相が入院している病院で、記者会見をした。
「突然の辞任表明で、政治空白を生ぜしめ、国民をはじめ多くの人々に迷惑をかけ、申し訳なかった」。そのような詫び言だった。
また、辞任の原因については、健康問題だとの説明であった。
今後も政治活動を続けたいと述べていたのには、少なからず驚いた。
一国の宰相が、政治責任を放り投げたのだ。たとえ健康問題だとは言え、議員を続けたいと言えるのだろうか。
そのようなことを、今の段階で口にできるとは、恐ろしく無責任な話ではないか。
その感覚の政治家を、私たちは宰相として選んでいたのだ。
彼が辞任表明をした当時(9月12日)、私は彼を気の毒に思った。世の中の不条理を感じた。
しかし、今日の記者会見を見て、辞めて貰ってよかったと、つくづく実感した。冷たい言い方をするが、彼に一国を背負わせることは危険だった。彼はその器ではなかったのだ。
彼を担ぎあげた周囲の責任は、どうなるのだろうか。
私もいい加減な人間だ。人を見る目がない。安倍晋三氏を応援しようとしていた不明を、我ながら残念に思う。
今後、彼のことを口にすまい。
コメントをありがとうございました。安倍さんを贔屓していた身として、引き際が残念です。
うまく行かないものですね。
安倍さんには所詮荷が重かったということなのでしょうね。
心身共に軟弱ではとても先頭には立てませんよね。
あのようなタイミングで辞任して、情けないです。
それでも、国会議員を続けたいとはビックリです。
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いつまでも吹っ切れないのでは、明日がない。
過去の人と思うことにしました。
しかし、本人はまだ議員でいたい様子なので、びっくりです。それも困りますよねえ。
確かに痛々しい姿でした。言葉も弱々しく、影も薄かった。たまさんのおっしゃるとおり、気持ちが萎えたらもう政治家は無理なのでしょうね。
しかし、今日の会見では、退場しない気持ちの表明なので、驚きました。私も、去るのが順当ではなかろうかと。
過去の人をこれ以上責めるのはやめにしましょう
それにしても他人の心の姿を見るのは難しいですね
あまりにも痛々しいというか、なんと言うか・・・
夫は目を逸らしていました。
体調が悪かったという事は解るのです。
悪いのでしたら休めば良いのです。
しかし精神力が弱くてはリーダーは務まりません。
私は政界を去るのではないかと思っていました。