公園の草地では、オオイヌノフグリが咲いていた。
「咲いていた」というより、瑠璃色の豆粒を播いたような感じだ。
とても可憐な花なのに、名前がなんとも可哀想。つまり、「大犬のふぐり(陰嚢)」というのだから凄まじい。
つまり、果実の形状が、雄犬のふぐりに似ていることに起因する。命名した人の趣味だったのだろうか。
花言葉は、「忠実」、「信頼」、「清らか」なのだそうだ。これは肯いてもよさそうだ。
俳句の季語としては、「犬ふぐり」として使用しているケースが多い。
近寄って撮ると、上のような可憐さを見せてくれて、とてもいじらしい。
やさしくてくすぐったいぞ犬ふぐり ひよどり一平
青色が特にいいですね。
私にとっての春は、やはりオオイヌノフグリとの出逢いからです。
もちろん、桃も桜も辛夷もありますが、オオイヌノフグリは寒さを押して健気に咲いてくれます。
可愛い花ですね それなのに名前が
そういうことって結構あるんでは。名前と花が一致しないような。
小さいけど冬の寒さをじっと我慢してきて力強いようなイメージが
体調を崩されておられましたか?
植物にもそれぞれの個性があって楽しいですね。
眺める楽しさ、撮る楽しさ、感じる楽しさ、調べる楽しさ。
あなたのブログのURLを失念したので、
次回にコメントを頂く折り、教えて頂けませんか?