新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ゆきあいの空

2008年09月09日 08時14分35秒 | 写真・エッセー

Simg_0102t_3  

 平成16年8月25日午前4時54分、裏磐梯秋元湖の朝です。

 8月23日~25日の予定で撮影旅行に行きました。

 24日の朝は土砂降り。とても朝日の撮影にはなりませんでした。

 25日はご覧のとおり、うっすらとした朝焼けが撮れました。十分に焼けてくれませんでしたが、大切な「頂きもの」でした。

 昔の人は、立秋が過ぎたころ、はるばるやってきた秋の雲と夏の雲が出会った空を、「ゆきあいの空」と表現したそうです。(「暦の風景」 野呂希一・荒井和生)

 立秋のころの雲は、季節の移ろいを楽しむように、一方は名残りを惜しみ一方は心弾ませ、秋の透明感を醸し出していたのでしょう。

 上の写真は、立秋よりもかなりの日数が過ぎておりました。しかし私には、「ゆきあいの空」と思えてなりませんでした。

Simg_01661

 2枚目の「湖畔の芒」は、1枚目より40分ほど過ぎた5時32分に撮影しました。

 秋元湖畔の芒です。

 季節の移ろいは関東南部より早く、8月に入れば、芒の穂が風に吹かれています。

 ここのところ3年ほど、裏磐梯へは足を向けておりませんでした。今年の秋は是非行ってみたいと思っております。

 これから仕事場へ。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 ゆきあいの空とはなんとロマンチックな表現なの... (太郎ママ)
2008-09-09 10:22:19
 ゆきあいの空とはなんとロマンチックな表現なのでしょう。
 ひよどり様も、ロマンチックな紳士なのでしょうね。だからこそ、毎日仕事場に通われていながら、まだまだ何かを求めている。青年のようですね。
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ゆきあいの空・・・ (だんだん)
2008-09-09 12:01:29
ゆきあいの空・・・
またいい言葉に出合って。
一年に一度の風景や物語は、夢があっていいですね。

ひよどりさんは、裏磐梯が好きなのですか。
以前行きましたが、夏でも涼しかったように記憶しています。
檜原湖?を、高速ボートでぶっ飛ばし!
気持ちよかった~。
返信する
ゆきあいの空を記憶したことないですね。 (桑畑)
2008-09-09 15:04:43
ゆきあいの空を記憶したことないですね。
24日が雨で最後に素敵な空にあえて、よかったですね。

季節も日差しが弱くなってきたのを感じてます。
あっという間の夏だったととの感想ですね。
雨の夏でしたね。
返信する
太郎ママさん、今日は。 (ひよどり)
2008-09-09 16:52:58
太郎ママさん、今日は。
私は欲張りなだけの老人です。
ただ精一杯欲張って生きたいと思っております。
返信する
だんだんさん、今日は。 (ひよどり)
2008-09-09 16:57:12
だんだんさん、今日は。
私にとっての裏磐梯は、写真の道場です。
裏磐梯や奥日光へ行って、好きなだけ写真を撮るのが、憂さ晴らしにいいようです。
憂さ晴らしなので、ウデの向上は望めません。
高速艇でぶっ飛ばす元気は、もはやありませんね。
返信する
桑畑さん、今日は。 (ひよどり)
2008-09-09 16:59:35
桑畑さん、今日は。
確かに今年は、雨が多かった夏でしたね。
危なくて遠出はできませんでした。
やっと落ち着いてきたのでしょうか。
そろそろ動き出したいです。
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こんばんは。さすがは、ひよどりさん、 (ウッシー)
2008-09-09 20:02:52
こんばんは。さすがは、ひよどりさん、
この美しい言葉を記事にして下さいました。

今朝のA紙の天声人語にもこの言葉が出ていました。
こちらでも、しみじみと味わわせていただき、感謝いたします。
ありがとうございました。
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ウッシーさん、今晩は。 (ひよどり)
2008-09-09 21:56:58
ウッシーさん、今晩は。
「天声人語」に出ていたとは知りませんでした。
私は「朝日新聞」を見ておりません。
おそらく豊かな表現で書かれていたでしょうから、恥ずかしかったなあという思いです。
返信する
「ゆきあいの空」何て日本語は美しいのでしょう。 (ちっち)
2008-09-09 23:00:49
「ゆきあいの空」何て日本語は美しいのでしょう。

お写真の時間からすると、早朝の朝焼けの状態を言うのでしょうか?

俳句には季語があるとか、其れゆえか
美しい言葉を教えていただけるのが楽しみです。
返信する
ちっちさん、今晩は。 (ひよどり)
2008-09-09 23:53:37
ちっちさん、今晩は。
「行き会う」が「ゆきあう」になり、「ゆきあい」となっているようです。
つまり、夏の雲と秋の雲が出会って別れる様子の空を、「ゆきあいの空」と言っております。
写真は、その雲が朝焼けしてように思って載せました。
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