以前、どこかのテレビで、「無縁社会」が報じられていた。
報道のキッカケとなったのは、年金受給者が死亡した際、年金を受給し続けるために死亡届を出さなかったケースだった。
その後、地方行政機関などの全国的な調査によって、行方知らずの超高齢者が明らかとなった。いろいろな事情によって、死亡届の提出を怠ったり、生死が確認できていないケースが多かった。
統計によると、引き取り手のいない遺体は、年間に３万２千人に及ぶそうだ。つまり、「無縁者」が多いということであり、そのほとんどは孤独死とか。
日頃の私たちは、なにがしかの「縁」で繋がって生活している。
根本的なものは「血縁」。両親から生まれ、兄弟との繋がりがある。
向こう三軒両隣との繋がりができれば、そこに「地縁」が生じ、自治会や行政機関との繋がりも生じてくる。
就職すれば、「社縁」に組み込まれ、上手く行けば、定年までは繋がることになる。
今の私には、兄弟や子供たちとの「血縁」がある。煩わしいこともあるが、もっとも頼りになる「縁」には違いない。
また、地域の人々との繋がりがあり、つまり「地縁」にも恵まれている。
すでに会社はリタイアした。しかし、ＯＢ会の繋がりや当時の仲間たちとの呑み会やゴルフがある。これなどはありがたい「社縁」というべきだ。
そのほか、趣味などを通じて知り合った「雑縁」もあったりするので、今のところ「無縁」ではない。
それらの「縁」は、時に煩わしくもある。しかし、良し悪しは別として、私が生きてきた結果には違いない。
大切にして生きたいと思う。
ひよどりさんはブログから想像しますと相当「縁」があり、お付合いの方が相当多そうですね。
退職⇒無職⇒高齢になるほどその縁も遠のいてしまいことが多いですが、縁あっての人生と思っています。
私ごとですが、最近は地縁・雑縁が多くなり、現役時代よりも楽しくなってきました。
お互いに、『縁』大事にしましょう。
「地方行政機関などの全国的な調査によって、行方知らずの超高齢者が明らかとなった。いろいろな事情によって、死亡届の提出を怠ったり、生死が確認できていないケースが多かった」
各地で続々と考えられないような高齢者が出てきたのは、殆どが死亡通知を出しています。
死亡通知を出されても、戸籍を抹消する義務がないという理由で役人の怠慢でした。
確かに年金不正受給者もいましたが、実はそのような理由でした。
一番は「血縁」が頼れるように思います。
様ざまなお友達はあっても、最終的には血縁が見取ってくれるような気がします。
でも、縁のある人を大切にして、最後まで寂しい気持ちを持たないで済めば、我が人生は華だったと言えそうです。
お陰様で、私は「良縁」に恵まれており、楽しく過ごしております。
「縁」はとても易しそういて、実はとても難しいのかも知れません。
「片想い」ではいけなさそうですから。
あなたのおっしゃっていることは、「死亡通知」と「戸籍抹消」との関係がスムーズではなかったということでしょうか。
つまり、戸籍担当のルーズさが引き起こした事態であったということ。
ありがとうございました。よく分かりました。
やはり「血縁」がもっとも大切なのだと、私も思います。
よほどのことがない限り、「血縁」が切れることはないだろうに・・・と、今は思っております。
近隣の接触が薄くなって、気がつけば一人ぼっちということでしょうね。
さまざまな縁で、結ばれていることに感謝するのです
縁あってさまざまの人と出会い、生きてきました。
何といっても「血縁」ですが、「地縁」も「雑縁」もあります。
これからも「縁」を大切にしたいと思っています。
孤独死とは余りにも悲しいですね。
「一人ぼっち」という生き方は、誰も好んで選んだ道とは思いません。
しかし、そのような結果になってしまう人が多いようです。
そのときそのときのご縁を大切に生きたいと思います。
一人暮らしになったとき、どのような備えをするかということなのでしょうね。
しかし、一人になってから騒いでも遅いかもしれません。
どんな繋がりを保って生きるか、これからの私たち夫婦の課題です。