新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

大汐会報告余聞 1

2014年06月25日 15時19分09秒 | 身辺雑記

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  大汐会は年に一回の集まりだ。

  40年も付き合っていれば、腹の中のおおかたは読めるのだが、普段は逢っていないので、詳細な変化までは、承知仕切れるものではない。

  だから、近況報告がとても重要であるし、聞いていて楽しい。新たな発見もある。

  話す方も、胸中に溜まっていたものを、ここぞとばかりに吐き出している。時間制限はあってなきが如しだ。

  その進行係は、毎年、T.M君の役目となっている。

  やや毒舌を吐き散らしながら司会をしていたのだが、今年は少し雰囲気が変わったようだ。毒舌が姿を変え、どちらかと言えば、柔らかになった。そのせいか、むしろ進行が円滑になった気がする。

  そのT.M君は、竹細工作家だ。彼の作品については、当ブログでも幾度か紹介した。

  近年になってからは、翌年の干支の竹細工を、その干支にあたるメンバーにプレゼントしてくれている。

  来年は「未」なので、「未」を作ってきて、「未」年の2名に贈ってくれた。

  写真の竹細工は、その「未」だ。私は「未」年ではないのだが、会長の役得で、特に頂戴した次第だ。

  聞いたところによると、この作品に要した所要時間は、約5時間ほどだそうだ。雑な性格の私には、とても出来そうもない。

  材料となる竹の仕込みから始めるのだからタイヘンだ。

  山や林を歩き、持ち主から譲り受けるらしい。  

  4~5年の竹を材料としているようだ。

  虫食いやら変色を避けるため、大鍋で1時間ほど茹でて脂肪分を出し、その後3ヶ月ほど自然乾燥させるのだから、前作業にも手がかかるというものだ。

  自治体の要請もあり、「教室」を開いているとのこと。

  大汐会の仲間たちの話は、まだまだ続くのだが、折りをみて報告したい。

 

 

コメント (2)
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