農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

春一番の暖気に誘われ日本アカガエルの産卵確認

2016-02-14 09:15:15 | 日本不耕起栽培普及会

先週ころから暖気による環境の変化を察知していた。この時期に水田に水があれば日本アカガエルが産卵するだろうという予測がされた。そこで佐倉で今年の自然耕塾が始まるのに合わせて水田の準備、湛水の整備をおこない、10日ほどかけて作業をおこなった。作業中もアカガエルの姿に何匹も出くわした。水田の界隈で冬眠していることがわかった。ここの水田は開墾4年目の里山の谷津田冬に水があれば産卵する。絶滅危惧種であるが、それは水田から水を排除しただけのことで農薬を使わず、1月2月に水田周りに水があればいくらでも産卵し生態系の一員としての役割をはたす。昨日の塾で見学すると証拠となる卵を1つ確認できた。塾生が去った後も今井さんと日本アカガエルの鳴き声を聞いたことがないので動画でわずかな時間であるが確かめることができた。ついでに夕方ではあったが参加者の写真です。