定年後のにわか農業であるが無農薬に拘って米と野菜作りを行っている。日々が緊張でわくわくである。近所の慣行栽培の大先生がいる中で化学肥料や農薬を使わないでの栽培は新しいことの連続で傍で見ていてもあのしい。最近の経験はあまい、あまいトウモロコシをハウスで育てた経験である。雑誌現代農業の記事をヒントにアブラムシが発生する仕組みとその防除である。アブラムシの発生する痕跡はトウモロコシの根元に代っぽく跡を残す。対策としてはトウモロコシの株もとにクンタンと薄くまいた木酢や竹酢液のにおいのようだ。1株に1本、400本できて完売できた。残った2番穂を試食させてもらったが甘い、甘いおいしいトウモロコシであった。農薬を使わないという安心感は藤崎さんの表情から伝わってきた。