農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

本の紹介「ふるさとの原風景を子どもたちに」

2010-12-03 16:46:18 | 日本不耕起栽培普及会

メダカの学校小田分校10年のあゆみ

この本の後半でイネを不耕起栽培で取り組む中村冶一氏の水田を今年11月13日訪れ話を聞くことができた。小学生と水田を取り組む中で子どもたちが『田んぼの向こうに世界が見える』と彼の水田で農薬・除草材を使わないために、水田に入るだけで子どもたちが生き物のざわめきを肌で感じとることができると教えてくれた。またこれまでのコシヒカリでは収穫時期が学校のタイムスケジュールにはあわないこともあって、中村さんが独自の検証をおこない中生の品種「旭」を探り当て10月収穫が可能になった。またこの品種はコシヒカリより古く原種である。アトピーなどにも罹らない品種だそうです。収穫後へアリーベッチという豆科緑肥で雑草も抑えられるそうです。この本の最後に不耕起栽培の用語集を紹介している、10年間の生きものとのかかわりをまとめた本として貴重である。この本が欲しい方は鳥井まで連絡ください。電話090-8112-6838.

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