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小さな旅 京急羽田空港駅開業11周年 大変貌の羽田空港「国際ターミナル駅」(仮称)2010年開業

2009年11月25日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009 イベント列車「京急JAXA号~羽田から宇宙(そら)へ~」  

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羽田空港駅開業11周年
京急羽田空港駅は、11月18日に開業11周年を迎えました。京急電鉄では、開業11周年を記念して、同社の情報誌「京急線 普通電車の旅」「祝 羽田空港駅開業11周年記念号」Vol.15からWebでも配信が始まりました。
京急では、羽田国際ターミナル2010年開業を予定し、沿線出身の野口聡一宇宙飛行士を応援して、羽田から世界へ、羽田から宇宙(そら)へtake off と銘うって「JAXA宇宙航空展」を11月13~23日まで開催していましたので、進化する空港の見学がてらに、15日の日曜日に見てきました。

・羽田空港駅
羽田空港駅(大田区羽田空港3丁目)は、京浜急行蒲田駅から空港線支線の終点の地下駅で、2線式ホームの西側先端の出口は、1998年(平成10年)11月18日に京急待望の東京国際空港(羽田空港)の第1旅客ターミナルビルに直結し、JALなどの旅客便に搭乗でき、ビルのイメージカラーは赤色で塗色され出口を間違えないように施されています。ホーム東側の出口は2004年12月から使用され、空港の第2旅客ターミナルビルに通じ、ANAなどの旅客便に搭乗でき、ビルのイメージカラーは青色に塗色されています。
1日の平均乗降者数は、約7万8千人で、9月のシルバーウイークには10万1千人を越えたそうです。

・JAXA宇宙航空展
JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency)は筑波宇宙センター(茨城県つくば市千現2-1-1)の略で、日本で最大規模の航空宇宙開発施設で、H-Ⅱ型ロケットの開発や国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の建設および月周回衛星「かぐや」の打ち上げ(「ITと技術 筑波宇宙センターとサイエンス・スクエアつくば見学 その1」参照)などを行っております。
JAXA協力の宇宙航空展は、第1旅客ターミナルビル2階のフェスティバルコートと、第2旅客ターミナルビル2階のイベントスペースで展示を行ってていました。

・第2会場
先ず展示会第2会場のある第2旅客ターミナルビル2階のイベントスペースには、京急線の地下東口出口を出てエスカレータを1階に上がると出会いのひろばで、吹き抜け部をエスカレータで2階に昇ると、回廊の端に展示場があります。

 展示会第2会場

第2会場の展示内容はJAXAの航空機開発に関する、①静かな超音速旅客機の実現を目指して~静粛超音速機技術の研究~、②太平洋を2時間で横断できる極超音速機~極超音速機技術の研究開発~などのパネル展示とビデオ上映を中心に、宇宙航空技術を支える大田区の町工場の紹介などと、2010年に開業する羽田国際ターミナルや国際化に合わせて開業する京急の新しい駅の紹介パネルなども合わせて展示してありました。

 第2会場展示内容(写真拡大)

・第2会場から第1会場への移動
当日は快晴でしたので、第1会場に移動する前に第2旅客ターミナルビル5階の展望デッキに出て滑走路を飛び立つ航空機をしばし眺めてきました。なお、展望デッキのフロアーの西側サイトには、4本目の滑走路のD滑走路新設工事の説明コーナー(「イベント 羽田空港滑走路工事 4本目滑走路建設工事現場を見渡せるD滑走路の見学」参照)があります。

 展望デッキ(写真拡大)

第2旅客ターミナルビルから第1旅客ターミナルビルへの移動には、両ビル間を結ぶ地下道の動く歩道を利用するか、空港ビル間を巡回する無料バスがありますので、今回は5階から1階までエレベータで降りてビル出口の前から、空港周辺の景色を見ながらバスで移動しました。バスの運行はターミナル間を時計方向に巡行し第2旅客ターミナルから第1旅客ターミナルへは、第2ビルから南へと進み国際ターミナルで国際線への乗降客を運び、そこからコースを西に向け空港中央の橋を渡り建設中の新管制塔を見ながら、コースは北へと曲がり第1会場のある第1旅客ターミナルビルへと着きます。

 羽田空港(:循環バスから新管制塔を望む、:羽田空港航空地図)

・第1会場
第1会場は第1旅客ターミナルビルの2階に上がり、中央のフェスティバルコートにあります。

 展示会第1会場

展示場には、JAXA所有の模型の、①国際宇宙ステーション(サイズ:1/100)、②「きぼう」日本実験棟(サイズ:1/10)、③スペースシャトル「ディスカバリー」(サイズ:1/25)、④宇宙ステーション補給機HTV (サイズ1/25)、⑤H-2Bロケット(サイズ1/25)などの他、パネル展示で「有人宇宙飛行」に関する展示を行っており、会場内で宇宙実験などのビデオ上映も行っていました。
また、2010年に開業する羽田国際ターミナルや、国際化に合わせて開業する京急の新しい駅の紹介パネルなども合わせて展示していました。

 第1会場展示内容(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

・イベント列車
京浜急行では、羽田国際ターミナル2010年開業をPRするイベント列車「京急JAXA号~羽田から宇宙(そら)へ~」を、2009年11月8日(日)~12月27日(日)の期間に京急線2100形車両1編成8車両で運行を行います。(Top写真参照)
車体にはHⅡBロケットやスペースシャトルなどを描き、イベントロゴを先頭車両のヘッドマークとして掲出して運行し、イベント列車内のポスターには、沿線出身の野口聡一宇宙飛行士を応援する内容を中心に、JAXA提供による最新の宇宙情報を展示してあります。宇宙への夢をのせたイベント列車に乗って、楽しみましょう。

国際ターミナル駅(仮称)の新設
羽田空港国際化による新国際線旅客ターミナルビル(大田区羽田空港2)の開業にあわせて建設中の「国際ターミナル駅(仮称)」は京浜急行の発表によると、空港線の天空橋駅と羽田空港駅の間に位置し、地下2階のホームから、地上2階および地上3階の国際線新旅客ターミナルビル入口までをダイレクトに結ぶエスカレーター、エレベーターを設置するほか、スーツケースなどを載せたカートが利用できる広いホームを確保するなど、日本の空の玄関口にふさわしい、便利で快適な駅を目指しているとのことです。

 国際ターミナル駅(仮称)(:国際ターミナル駅航空地図、:羽田国際ターミナル駅イメージ、:国際ターミナル駅構造図[京浜急行])

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