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「希望」があれば・・・

2020年07月24日 | 希望

今日もありがとうございます。トッシーです。

本来なら、今日はオリンピックの開会式の日でしたね。

本当は昨夜更新したくて書いていましたが、時々やってしまう操作ミスにより、もう少しでというところで消えてしまいました。大病を経験してからはそんな時の対処方法が変わって、「ダメだこりゃっ!」って、即、パソコン・シャットダウン!(笑) 以前だったら、その後も無理して遅くまでやってたのに。

今は、できるだけ拘らず、気持ちを切り替えるように努めています。

こういう気持ちの変化は、きっと体からのサインなのでしょう。大病は、その人の今ままで無理した部分や改めたいことを修正してくれるようです。その人にまた同じ過ちを繰り返させないためにも・・・。

 

昨日どうしても書きたかったことを、思い出しながら書いてみますね。

それは、筋委縮性側索硬化症(ALS)の患者さんが、自ら死を選んで亡くなったということについてです。

ニュースでは、患者さんからの依頼を受けた医師二人が、嘱託殺人の容疑で逮捕されたという事件での扱いでした。そのことをニュースで知った時の私の頭の中では、そのことよりも、それを依頼するまでに至った患者さんの気持ちに意識が向いていたのです。どんどん体が動かなくなってゆく人生に、その人は生きる希望が全く見えなかったのでしょう。

未来に希望が持てないその人の気持ちが、私にもよくわかりました。

実は、今年の1月に、私も同じような気持ちに陥ったことがありました。その時の症状は、体のある部分に激痛が起きたことです。それと同時に、右半身の麻痺も更に追加されました。心配で夜ギリギリに病院へ駆け込み、その主治医のお医者さんが翌日から2日間不在を承知でも何とか入院でき、月曜日の診察が終わるまでの3日間、痛みの中で不安な日々を過ごしていたのです。入院前にいろいろ検査をしたのですが、原因がわからなかったからです。

その3日間に特にすることはなく、私がしたことはベッドに寝て、スマホで自分の症状について調べることでした。そこで自分の症状に最も近い病名を見つけたのですが、その病気にについて書かれていたことが、先ほども書いた、生きる希望が見えなかった病気だったのです。麻痺がどんどん進み、やがて自分だけでは生活できなくなる・・・という、もう最悪の病気だったのです。お先真っ暗、まったく希望が持てませんでした。

月曜日になってさらに検査を行い、何とか原因がわかりました。幸い一番案じたその病ではなくホットしましたが、それがわかるまでの間、生きるには希望が要る!と言うことを痛感させられたのです。

そのことがあったことから、今回の事件でまず頭に浮かんだのが、自ら死を選ぶことを決断された患者さんの気持ちだったのです。人が生きるには希望が要る! 自ら死を選択されたその患者さんの行動も、正にそれを物語っていると思いました。

生きるには、希望が要るんです・・・。

 

昨日、国立競技場で語られた水泳の池江璃花子選手のメッセージに感動しました。オリンピックを前にして大病となり、そのオリンピックも1年後になったアスリートとしての思いが心に響きます。

池江璃花子「1年後、希望の炎が輝いて」国立競技場からオリンピックメッセージ

 

生きるにも、 競技に掛けるにも、これ無くしては難しいでしょう。

それが「希望」。希望の力って、凄いと思いますね。

介護だって、希望があれば必ず変わる。希望があれば、前向きになれる。

そんな思いで、ウェブサイトを編集しています。

たまにでも覗いていただければ嬉しいです。

ウェブサイト 認知症介護の見方を変えよう!「介護に希望を」ページ

今日の写真は、そのページです。イラストではあまり希望が無いように見えますが・・・。(笑)

 

今日もありがとうございました。トッシーです。元気で~す!

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