ありがとうございます。
今朝は、結構温かかったですね。
母の服装も、ぼつぼつ考えないといけないかもしれませんね・・・。
昨日はいつもかぶせている毛糸の帽子を忘れてしまいましたが、今朝は意識的にかぶせないまま、デイサービスセンターに出かけました。名前は知りませんが、マフラーの様な首に回すものも無しで出しました。
これで良かったのかな?
帰るときは、寒くないのかな?
まっ、いろいろ考えちゃいますね・・・。
母が車椅子になってからは、「母のお仕事」 がめっきり減りました。
その為、新しいお仕事の写真が無いので、ここんところは昔載せた写真を載せています。昔から訪問していただいている方には、これ見たよ・・・ということになりますが、まあ、笑って見過ごしてくださいね。
でも、これからはまだどうなるか分かりませんよ。
突然、写真に撮れるようなお仕事が出てくるかもしれませんね。
いつだって、あきらめない限り可能性はありますからね・・・。
写真は、昨日受け取った小冊子「ニューモラル」 の最新号です。
この中に、聖路加国際病院の小児科医で、細谷亮太という方が書かれた 「川の見える病院から_____がんとたたかう子どもたちと」 という本から、こんな話が紹介されていました。
18歳で小学校のころからトランペットが大好きなH君は、将来は絶対にプロのトランペット吹きになるんだと心に決めていました。
ところが、高校の音楽科を目ざし、専門の先生に特訓を始めたばかりの中学2年生のとき、右手首すぐ上のあたりに骨肉腫を発病してしまいました。
ほっておけば命にかかわるということで、結局、手首の上10センチぐらいのところでH君の右手は切断されてしまったのです。
さあ、H君、右手が無くなってはトランペットは吹けません・・・。
そこで、プロの音楽家をあきらめて普通高校に通いだしたのですが、H君の音楽家になる夢は消えませんでした。そして・・・。
・・・トランペットが無理でも、なにかラッパのなかでやれるものはないか・・・と考えた末に思いついたのがホルンでした。
ホルンは、左手でバルブを操作し、右手はラッパの中につっこんで楽器を支えるんですね。だから、右手首から上が無いH君にも吹くことができるわけです・・・。
「地味なだけに、トランペットよりも面白い点が色々あるんですよ」
明るい声で教えてくれるH君に、著者は完全に脱帽し、スタンディング・オベイションをせずにはおれなかった・・・と記されていました。
いいお話ですね・・・。
これに似た話で、身体の一部の機能を失われた方が、それにも負けず驚くような能力を発揮されておられる方が時々紹介されていますね。
そういう方々を見る時、やはり、いつも感動してしまいます。
本当に素晴らしいですね・・・。
母と生活していると、また別の感動を覚えることがあります。
母の場合、車椅子になった自分をちゃんと受け入れ、何一つ不満を言ったことがありません。それどころか、今の生活の中で明るく楽しく生きています。
それが認知症だからとはいえ、私は、このことにいつも感動しています。
そして。本当に有難いことだと思っています。
サンキューベリマッチ・トミスケ!
お仕事 も、今に驚く様なものが生まれるかもしれませんね。(笑)
デイサービスセンターで母をお世話いただいている皆様、いつもありがとうございます。感謝しています。
お読みいただき、ありがとうございまぁ~す。 (toshi)
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