手紙

今日もありがとうございます。

70年以上生きていると、とても心にグッとくる手紙をいただくことがあります。

以前にも少しお話したかもしれませんが、次の手紙も、そんな一つです。

 

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(前略）

まさかの○○君が、そんな事とは

知りませんでした。

お互いに歳をとり、何が起きるか

分からず、受け止める心は持って

いたが・・・。実は、

私も去年の7月に先生から肺癌と

宣告され、今、闘っております。

手術が出来ず、薬を飲んでの毎日です。

薬は副作用が強く大変です。

辛い生活ですが、でも命があるという

事はこんなに幸せかと。

いずれは消えるという覚悟もしているが？

まだまだ生きたいと思います。

今はとても元気で、人生を楽しんでいます。

○○家には何もまだ言ってはいません。

心配するだけだから・・・・・・。

○○君には、お互いに頑張ろうと、

負けるなと、自分は自分しかない、負け

たら終わり、頑張ろうという気持ちで

打ち明けました。

他の人も言わないだけで、皆苦しんで

います。

前を向いて、明るく生きよう。

命のある限り、生きていこう。

　　　　　　　　　　　　　　○○

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実はこの手紙、去年いただいたものです。

そしてその後、一度だけ、電車に乗ってお会いしてきましたが、とても元気で、安心しました。

最近探し物をしていた時にこの手紙を目にし、久しぶりにまた読んでみましたが、やっぱり今読んでも涙が出ます。

ただ、昨年手紙をいただいた時とは、ちょっと別の感情が出て読んでいる自分に気がつきました。

 

この変化については、また明日のブログで書いてみたいと思います。

アンジェラ・アキ『手紙～拝啓　十五の君へ～』

 

 

今日も素敵な一日でありますように・・・。

いつもありがとうございます。トッシー