雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

初秋の京都(平安神宮~熊野神社)

2007年12月05日 | 京都散策
休日返上で仕事が続いた11月
何とか取れた休みを利用して行ってきた11月4日の京都紀行
(世間では紅葉も終わろうとしているのにごめんなさい)

緑の写真ばっかりで申し訳ありませんが、もう暫くお付き合いください



早朝から京都へ

平安神宮前の駐車場に車を停め、徒歩で寺院を巡りました
まずは平安神宮を撮影

    

    

本当は平安神宮に入ろうと思ったのですが、未だ拝観受付時間になっておらず
帰りにでも訪れようと思いパスしました
(結局間に合いませんでしたが)
冷泉院通りの木々も紅葉が進み、青空と相俟ってとってもキレイでした

        

まだ車の往来も少ない時間帯
街の早朝が一番好きです

    

冷泉通りから桜馬場通りへ

琵琶湖疏水に映り込む風景

    

風のない早朝ならではの特権ですね

    

本日はワンコも同伴
足元をうろうろ
右へ左へと興味津々で歩き回っていました
桜馬場通りの喫茶店の前に集まってみえたタクシーの運転手の人から、パンの切れ端をもらってご満悦のワンコ
おいおい

丸太町通りに出て、熊野神社へと向いました

    

熊野神社は、熊野三山から勧請された神社です
自然信仰の聖地であった熊野
平安時代末期から鎌倉時代初期
熊野詣する皇族・貴紳の参詣によって信仰者を増やします
しかしながら、後鳥羽上皇に加勢した熊野別当家が承久の乱で没落

復興は13世紀になってから
全国に数多くの熊野神社が造営されることとなりました

        

ここ熊野神社は、弘仁二年修験道の始祖役小角の十世僧日圓が開祖
紀州熊野大神を勧請して造営されました

        

熊野神社、新熊野神社、熊野若王子神社と共に京都の熊野三山と呼ばれています

元はもっと大きな神社でしたが、大正時代に路面電車軌道敷設で敷地を狭められて現在に至っています

    
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洛東遺芳館

2007年12月05日 | 京都散策
川端通り沿い
五条通よりも南
江戸時代の豪商、柏原家の旧邸が特別公開

ちょっと前になりますが、いそいそと出掛けました

    

1645年、扇子や小間物の行商から始まった柏原家
木綿や漆器などにも商いを広げ豪商となります
江戸店持ち商人
それが柏原家

        

明治時代に入ると、柏原家は本家を東京へ移しますが
残された建物を洛東遺芳館として、昭和49年より特別公開しているのです

    

庭園を眺め

    

かつての豪商の暮らし振りを想像しました
520坪の敷地
36室の部屋
鰻の寝床と云われる京都の街にあっては広大な邸宅

京都の建物が鰻の寝床になったのは、間口で税が決められていた為
柏原家にとって税は無視できるものだったようです

        

邸宅内には壺庭もあります
これがちょっと変わった構造で楽しめます
ただ建物が入り組んでいて、撮影には苦しいかな?

    

京都の奥深さを思い知る見学でした

    

    

        

特別公開でも訪れる人は少なく
十分楽しめました

    
コメント (6)
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梅小路公園

2007年12月05日 | 京都散策
梅小路
今年は4回目
でも、今回は機関車庫ではなく公園です

あるブロガーさんに教えていただいたので訪れてみることにしました

    

公園内では家族連れが思い思いの場所で休日を満喫していました

梅小路
名称は平安時代にさかのぼります
元々は4丈の幅の路を指しています
梅小路という呼び方を現在ではしますが古来は
梅ヵ小路(むめかこうじ)と呼んでいたそうです

緑の館へと到着

    

朱雀の庭と命の森見学が目的です

        

    

        

水深1cmの池

        

池泉回遊式庭園ですが、洋品種の花も入れるなど現代風にアレンジされています

    

池に映る建物も近代建築

        

テーマパークみたいな雰囲気ですね

        


でも、この庭園も紅葉はさぞや素晴らしいでしょう

    

        

        

この庭園結構いいかも
コメント (2)
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