雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

2011年07月30日 | 愛知散策
Orchidaceae
700属を超え15,000品種

       

南極を除くすべての大陸に存在する品種
Orchid
日本では蘭と読んでいる品種

       

6枚の花弁を持ち左右非対称

   

ランは虫媒花
受粉は虫を介する
そのため
虫を誘引するに適した
美しく目立つ姿をしていたり
強い香りを放っていたりもする

       

被子植物で
最も新しい品種のラン

   

独特の花弁は
見るものを魅了する

   

それが人であっても
虫であっても

   

今日
日本で、祝いのために花を用意するとなると
ランにしておくのが一番無難

   

豪華絢爛な姿は
祝い事には似合う
現代人も魅了されているのだろう

      

写真に撮るには格好の材料
ラン

  

撮影を楽しんだ
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醒ヶ井宿

2011年07月29日 | 滋賀散策
当ブログでも
何度にも渡り紹介している
中仙道宿

   

醒ヶ井宿

   

ここの宿場町
街道に沿って
地蔵川が流れている

       

源泉は湧き出す水

       

川沿いに沿って歩けば
一服の清涼感が味わえる
暑い夏に
涼しげな風景は貴重だ

   

痛くなるほど冷たい水に
足を浸せば
上半身の暑気払いになる

   

夏の時期
この川には
梅花藻が咲く
可憐な白い花だ

   

露店で買い求めた
サイダーを飲みながら

   

日本の夏を味わい
街道を歩いてみるのも一興

   
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杜若

2011年07月27日 | 写真
Iris laevigata



あやめ科の花



名前はいろいろ



一初
文目
黄菖蒲
杜若
花菖蒲



4月ごろから6月まで
数々の品種が
順に咲いてゆく



在原業平は
この花を
いとも面白く
和歌にしている



から衣
着つつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
旅をしぞ思ふ



句頭だけをひらながで書くと
「か」「き」「つ」「ば」「た」



言葉遊びの匠



さすがである
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福井県立歴史博物館3

2011年07月25日 | 福井散策
福井県立歴史博物館の
昭和の街並みを再現した展示ブース

       

昭和という時代
妄信で始まり
挫折を味わい
そして混沌
やがては復興と
そして夢の様な成長

       

庶民の暮らしも徐々に変化を遂げ
生活感が感じられる風景がそこにはあった
現代の様な無機的な風景ではなく
人本来の生活が
そのまま街角にも滲み出ていた

       

古きよき時代

   

そう表現するにはまだ近すぎるのだが
それでももう、古き時代と表現しても良いくらい
街の装いも
歩く人の服装も
変わってしまった

       

   

近代的なって
精練されて
街の表情から人の顔が消え
機械的に無機質な風景が好まれるようになった

  

だからかもしれないが
こういう昭和の風景を見かけると
懐かしく
そして
物悲しくなる

       

どこかに置き忘れてきた風景

       

展示ブースではあるが楽しんだ
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福井県立歴史博物館2

2011年07月23日 | 福井散策
福井県立博物館
訪れた目的はというと

昭和の風景展示
これが見たかったのだ




   

昭和30年代~40年代にかけての庶民の暮らし
風景と共に展示してある

   

昭和
1926年から1989年までの期間
昭和の初期は
第1次世界大戦の戦後恐慌と関東大震災の影響から
金融恐慌が吹き荒れて始まっている
そして、世界でも世界恐慌の嵐となり
やがて続く第2次世界大戦へと
歴史は加速してゆく

  

昭和7年には五・一五事件
昭和11年に二・二六事件と
そして、昭和12年には日中戦争
日本は泥沼の戦争へ
そんな動乱の時代も昭和20年の敗戦を受け収束
戦後の混乱という時期を体験しながら
やがて
高度経済成長
の波がやってくる

       

戦後で全てのものを焼失し
復興による特需や
人口増加の追い風が
高度経済成長という時代を生んだ

       

この時代
世の中は急速な加速をしていたが
庶民の暮らしはまだ長閑な時代でもあった

  

仕事を終えた父親が
子供と夕暮れを楽しむ
そんな風景が
都会でも見れた時代

       

何を得て
何を失ったのか

       

博物館に再現された
昭和の懐かしい風景
平成生まれの人でも
きっと感じる事が出来るだろう

       

物が無くても
豊かだった時代
物に溢れ
心が荒んだ現代
そのギャップを
改めて感じる事ができる

  

続く
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福井県立歴史博物館

2011年07月21日 | 福井散策
福井県立歴史博物館を訪れた時の記憶





   

    

前々から行ってみたいと思っていた博物館
博物館めぐりが楽しい

       

ここは昭和59年に創館されている
当初は
自然
歴史
民俗
産業の各分野をあつかう
総合博物館として開館している

       

物造りの歴史を紹介する
福井県立博物館

   

訪れた目的は後の楽しみに取っておいて
先ずは
福井の物造りの展示から

      

福井はメガネフレーム生産が有名
日本のメガネフレームの95%が福井県で生産されている

       

ショーケースに浮かび上がるメガネフレーム

   

少し暗めに撮影するとアートになる

       

続く
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六華苑 雅楽3

2011年07月19日 | 三重散策
六華苑の雅楽観賞
3回目





賀殿
嘉殿楽とも表される舞である





遣唐使であった藤原貞敏が
唐国から琵琶の譜を持ち帰った
この譜を基に
和邇部太田麿が笛の譜として
改に作曲したとされている
舞を作ったのは林真倉







右肩脱ぎの襲装束に甲をつけ
勇ましく舞う姿は凛凛しいもの





以上
3つの舞だけしか楽しめなかったが
今年も
雅楽を愛でることができた
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六華苑 雅楽2

2011年07月15日 | 三重散策
六華苑の雅楽
2回目は優雅な舞だった





昨年も紹介した
胡蝶の舞
昨年は高校生くらいの女性たちが舞ってくれたが
今年は小学生の女性たちの舞だった







宇多上皇が童相撲に行幸したのは
延喜6年と云われている
その折、藤原忠房が作曲し
敦実親王が舞を作ったとされている





胡の国の蝶
喜々として遊ぶさまが
舞として演じられる



春の日差しの下
美しい舞を見ることができた



続く
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六華苑 雅楽

2011年07月13日 | 三重散策
雅楽が見たい



昨年
春の時期に
三重県桑名市の六華苑にて
多度雅楽会の方々が雅楽を見せてくれるのを知って以来
開催日が楽しみで訪れた
諸事情もあり
開催時間には訪れることができず
また、最後まで観賞することもできなかったが
初日の午前の部
三つの雅楽を観賞できた



訪れた時
はじまったのが
還城楽からだった





この曲は
中国唐の明皇が挙兵し
韋后を討って京師に凱旋したおり
この曲を作曲したと伝わっている





舞人は仮面をつけるが
赤色の恐ろしげな面がこの舞の特徴
そして
蛇を好んで食べる西夷の意から
途中で蛇が登場する





力強い舞を楽しめた



続く
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天王川公園2

2011年07月11日 | 愛知散策
天王川公園
藤棚の2回目



藤棚の下を歩く



九尺と名付けられた
藤が風になびく様は
明媚であり
美しい



日本で藤といえばノダフジ
花序は長く枝垂れ
80cmくらいにもなることから
九尺との名も持つ



ノダという命名は
植物学者である牧野富太郎氏が命名した



由来は
藤の名所であった大阪府大阪市福島区野田に因んでいるそうだ



古くから藤は愛でられ
古典にも
藤を語った記事は多い



源氏物語でも
光源氏が
明石の君をして
「藤の花とやいふべからん」
という下りがある



金槐和歌集において源実朝は
藤を
ふるさとの 池の藤波 誰植えて
むかし忘れぬ かたみなるらむ
と詠った




初夏を告げる花である

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天王川公園

2011年07月08日 | 愛知散策
愛知県の津島市



津島は藤の名所でもある



市内にある
大正期に造営された天王川公園にも
昭和50年代から
藤棚の造営がはじまった



満開のころ



ここの風景は絶景となる



幾種類もの藤が
棚から
花弁を垂れ下げ



甘い香りと
美しい景色に誘われて



多くの人が訪れる



開花に合わせて
公園では
藤祭りも開催され
何十もの屋台も並ぶ



続く
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天橋立3

2011年07月06日 | 京都散策
天橋立の3回目



天橋立は
宮津湾と
内海の阿蘇海を
南北に隔てている



全長3.6㎞の砂嘴は
徒歩で
自転車で
軽車両で
渡れる





橋の袂には
雑貨やもあれば
レンタサイクルもある





自転車で約20分
手軽に渡ってみるのがお勧め



夏ともなれば
海水浴客で賑わう砂浜も
訪れた日は未だオープン前で
閑散としていた



約1時間ほど散策し
戻って
はしだて茶屋で海産物を頂く
自分で焼いて食べる

1日巡った天橋立



お勧めの観光地である
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天橋立2

2011年07月04日 | 京都散策
天橋立の2回目



文殊エリアの観光地を散策した



ここには
日本三文殊のひとつ
通称切戸の文殊堂
智恩寺が鎮座



知恵の神として
受験生などに人気
訪れたのなら
扇子の籤を引いてみたい



文殊水道沿いには
幾軒もの小奇麗な
物産店や飲食店が並び



訪れる人を誘惑



この日も
何件かの店で
捉まってしまった



智恵の輪灯籠
輪を3回くぐれば
文殊様の智恵が授かる
そう、言い伝えがある
記念撮影と
幼子をくぐらせる親御の姿が
見られる
ほほえましい一帯でもある





続く
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天橋立

2011年07月01日 | 京都散策
日本三大
日本三景の一つ



3月の未曾有の大震災により
松島の風景が様変わりしてしまったという
ニュースを聞くにつれ
人の時間の尺度だと
悠久に佇むと思っていた風景が
消えるという現実を知らされた



再び訪れ
この目で見ておきたいと
訪れた天橋立だった



天橋立は京都府宮津市に在る



全景を見るなら
文殊の天橋立ビューランドか
府中の傘松公園から見下ろすといい



個人的には天橋立ビューランドからの景色の方が好み



ここから
訪れた人皆が
有名な股の下覗きで
逆さ天橋立を楽しむ
ちゃんと
立ち場が用意されているのも
粋なもの



昔の人が
苦労して登山の末見た風景も
今では
ケーブルカーで約8分
シングルリフトで約6分と
お手軽に見られてしまう



続く

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