雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

垂水廉売市場

2016年06月29日 | 商店街 市場
垂水駅の北側一帯に形成されている
垂水センター街商店街の一部として存在する市場



垂水センター街が成立する前



戦後直後
垂水廉売市場は商いを始めた



川崎造船、
三菱重工
神戸製鋼
などの社宅が多く建てられていた垂水



三宮
神戸
元町に次ぐ規模の市場が形成されたのも頷ける



細い路地に
幾多の商店が並び



賑わいは
今も尚感じられる



その後
センター街が形成され



垂水廉売市場は
周囲の近代的な商店街と



一線を画した風景
いわゆる昭和の風景を見せているが



市場は今も健在



荒廃と賑やかさを併せ持つ市場となっている

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霞ヶ丘廉売市場

2016年06月27日 | 商店街 市場
この市場が形成されたのは



昭和31年5月のことであった



場所は
山陽電鉄
霞ヶ丘駅の東北約300m



霞ヶ丘の丘陵の台地は



西神戸の別荘地であった



当時の戸数は
約80戸



高級住宅街であったことから
戸数は少なくとも
商売が成り立つと目論んだ



しかし



人口過疎地域に
商店街は不要



経営は難航



その後
垂水地区がベッドタウンとなったことで
経営は続けられたが



今ではわずか2店舗の営業のみ
消え行く定めの市場であった

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孫文記念館

2016年06月24日 | 兵庫散策
日本最古のコンクリートブロック造建造物



孫文記念館



辛亥革命の父



初代中華民国臨時大総統
となった人物の記念館だ



国道拡幅工事で



舞妓海岸にあった松海別荘から



現在の地へと移築されたのは



貴重な建造物という理由ではなく



船舶航行上の目印という
なんとも現実的な理由であったのは余談である

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明石海峡大橋

2016年06月22日 | 兵庫散策
世界最長の吊り橋



何時訪れても
荘厳な風景



建設費
約5,000億円の雄姿



人は
これほどのものを
世に
具現した



これを見ると



人は自然を承伏したと



そう思いたくなるもの
束の間



自然の雄大には
及ばないと知りつつも



なお
人知の英知を喜ぶ

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大安亭市場

2016年06月20日 | 商店街 市場
誰が言ったか



安い



一番安い
から大安亭



神戸で一番最初の商店街
小野中道商店街



そこから



鍵の手状に



伸びた市場



未だ



現役で残るのが



この市場である
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中西市場

2016年06月17日 | 商店街 市場
大日商店街から
西へと進むとアーケードが無くなるが商店は続いている



その商店の隙間に
一筋の入り口がある
一歩這入りこむと



そこには
中西市場が存在する



JR線と
阪急線が



ほんのすぐ
南を通過しているとは
思えないほどの至近距離に



この市場は



今尚



生息している



かすがの坂を歩くとき
訪れてみてほしい

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大日商店会

2016年06月15日 | 商店街 市場
この商店会の南側の一帯



製鉄
ゴム製造など
大企業群の出現により
人口が急増したのは20世紀初頭



急速な人口増加で
消費も増加



この場所に
消費を支える商店会が形成されたのは
必然だった



前途の工場等で働く工員らの台所として



約半世紀



阪神淡路大震災で



全半壊となり
組合数が半減



それでも
今日尚
その姿を留めている

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ハンター邸

2016年06月13日 | 兵庫散策
現在の
北野町異人館街の一角



神戸異人館倶楽部が建つ場所に




建っていた
現存する異人館の中で
最大級の建物



建築されたのは
1890年の事



その後所有者が変わり



現在の北野広場辺りへ
移築されたのが20世紀に入ってから



その時のオーナーが
Edward Hazlett Hunter



以後
この邸はハンター邸と呼ばれるようになる



昭和38年に
現在の地
王子動物園の一角に移設され



今では
年に数度



内部公開が行われている



春の調べが聞こえる頃
この邸を訪れた

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灘中央市場

2016年06月10日 | 商店街 市場
この市場が形成されたのは



大正14年の事



細い
通路の左右に店舗が連なる



いわゆる
小売市場構造



この市場の周囲
灘センター商店街
中央筋商店街
という二つの
アーケードのある商店街に囲まれている



アーケードとの風景の違い



この市場の魅力を写真に収めた



今まで紹介してきた
小売市場形態の郡の中では



最も賑やかで
営業している店も
往来する人の姿も多い



そして
規模もなかなかのものであった

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畑原市場

2016年06月08日 | 商店街 市場
先に紹介した
畑原東市場を抜け



おそらくは
そこも市場であったろう
開放的なマンションのある区画を通り過ぎると
次に存在するのがこちら
畑原市場



直感的な感想では
畑原東市場よりも
営業している割合は少なく感じるが



こちらも
未だ健在



店先から
さらに一歩出て
ショーケースを陳列するのはもはや常套



鮮魚も
練物も



食欲をそそる



こちらも



店先で
商品を買い求める人の姿が見られた



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畑原東商店街

2016年06月06日 | 商店街 市場
兵庫でも有数の商店街である
水道筋商店街の一番東の端



水道筋からは
一本北側の通りに



レトロな商店街が残されている



いわゆる小売市場の様相の商店会の中で
この付近の小売市場だけは
様相が違う



言ってみれば
現役なのだ



店主も
訪れる客も



高齢なのだが
かつての賑わいの一遍を覗かせるだけの何かがある



次に紹介する
畑原市場も灘中央市場も



健在の小売市場だった


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鶴橋卸売市場

2016年06月03日 | 商店街 市場
旧平野川と猫間川によって形成された土地



旧平野川に
架かっていた橋の付近には
多くの鶴が集まったという



それを由来として
鶴橋という地名が付いた



食卓に四季を彩る鶴橋卸売市場



プロ相手であった市場は
ひる市など
一般顧客にも広く開放



小売もしてくれる



鮮魚を探して
巡ってみるといい



市場を出ると



そこは異国情緒というのが
実に面白い

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都会のダンジョン

2016年06月01日 | 商店街 市場


異国情緒



ここは
国内の国外



縦横
碁盤の目の
繁華街と



網目のように
なった繁華街が混在





漂うのは
牛豚肉と
キムチの匂い



薄暗く



立ち位置を見失う



無作為に
目的無く彷徨う



ここは
地上のダンジョン

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