雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

出水の桜

2018年04月30日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
先に紹介した
近衛邸跡の桜と
同品種の桜が出水でも美しい姿を見せてくれる



近衛邸跡は数十の桜が植わっているが



ここ
出水はただ一本の桜が凛と立つ



観光バスで大挙して訪れる観光客も
ここまで下ってくる人は少ない





人も少なく



遅めの時間に
撮影に訪れるのなら
こちらのほうがお勧め



今年の桜は



昨年よりも
足早に去っていったが



御所の桜は
例年通りの時期に咲いた
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近衛邸跡の桜

2018年04月27日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
桜の季節
寒かった冬が終わり
色のない風景に
あっという間に色彩が加わる



今年も
桜の始めを御所に求めた



摂政や関白を多く輩出した近衞家の邸宅が



今の御所の北西の端にある



そこに
早咲きの枝垂れ桜が咲く



市内では
最も早く咲く桜のひとつ



絶好の花見日和



桜の花びらが
淡く輝いていた



今では人気のスポットで
朝9時には数百人の花見客でごった返す


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釘抜地蔵

2018年04月25日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
山号を家隆山



寺名を
家隆山光明遍照院石像寺と称する



本尊は地蔵菩薩



地元では
釘抜地蔵として親しまれている



室町時代の終わりに
紀ノ国屋道林という商人がいた



両手が激しく痛みを感じ
霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の願をかける




すると満願の日の夢に地蔵菩薩が現れた



苦しみの原因は
前世で人をうらみ
呪いの人形に八寸釘を打ち込んだためだと

そしてその八寸釘を抜いてみせると
痛みはなくなったと伝えられている



この言い伝えは今日でも信じられ
祈願に訪れる人が後をたたない

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金閣寺

2018年04月23日 | 京都散策
臨済宗相国寺派



足利義満の法号
鹿苑院殿に因み



鹿苑寺との寺名を冠するが



世間一般的には
舎利殿の金閣があまりにも有名なことから



金閣寺と呼ばれている



晴れた日の青空と
金色に輝く舎利殿は見事



訪れた日



日本人の拝観者が
あまりにも少ないのにびっくり



寺内は
海外と化していた

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随身院

2018年04月20日 | 京都散策
真言宗善通寺派大本山の仏教寺院



真言宗小野流の祖
仁海が創建した牛皮山曼荼羅寺の塔頭寺院がその前身



仁海は
神泉苑の雨乞いで
何度も雨を降らせた実績で知られる人物



雨僧正の名の方が知れ渡っている



春先の
梅園が有名



毎年3月の最終日曜日



梅園前の特設舞台で



梅の小枝を持った少女たちが
小野小町と深草少将に扮し
百夜通いのわらべ唄で踊る



はねず踊りが行われている

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本丸御殿

2018年04月18日 | 愛知散策
天守の南側に
かつてあった御殿



近世城郭御殿の最高傑作とされ



京都二条城の二の丸御殿と並ぶ
武家風書院造の双璧



残念なことに
名古屋大空襲で焼失



天守は
地元商店会や全国からの寄進で
昭和34年に再建されたが



本丸御殿は長らく再建されなかったが



平成21年より
総工費150億円事業として再建工事が開始



大切にしたい気持ちが逸り
手荷物は胸元に持て
柱など一切手を触れるな
などなど



見学者たちを監視する係員の多さに
驚かさせられる

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名古屋城

2018年04月16日 | 愛知散策
金鯱城



前身は那古野城



伊勢は津でもつ
津は伊勢でもつ
尾張名古屋は城でもつ



天守は復元天守



エレベーターで上層へ上がり
下りながら
天守内の展示物を見学する



コンクリート製の天守だが



2018年5月に天守への立入りは禁止され
同年11月より解体予定



解体後には
木造製の天守再建工事が開始される



高額の再建コストは賛否両論

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中村遊郭跡と大門横丁

2018年04月13日 | 昭和レトロ
大正時代
公許の娼家が集まる遊廓があった



名古屋で遊郭といえば
百花と呼ばれた私娼で
大須の北野新地が有名だった



北野新地は長く繁盛したが
名古屋の町の発展と共に風紀上の問題が取り沙汰されるようになり
当時は僻地だった愛知郡中村へ移転



自然と発展した遊郭ではなく
計画的に造られた町だったため



上空から見下ろすと
町は碁盤の目のようになっており



郭の周囲には一間の堀が巡らされ
外から郭が覗けない構造になっている



そんな遊郭のすぐ南にあるのが
この横丁



かつては遊郭を訪れた者たちが
行きに帰りに一杯を楽しんだ場所






中村遊郭と同じく
役目を終えた町の風景がそこにはあった




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ノリタケスクエア名古屋

2018年04月11日 | 京都散策
ノリタケの森の施設の一つ
ノリタケの食器
テーブル周りの雑貨
などを展示販売している

今回は写真のみ列挙




























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ノリタケの森

2018年04月09日 | 愛知散策
公園
レストラン
ミュージアムなどの複合施設



元は日本陶器合名会社の敷地



Noritake Company, Limitedの前身の会社が
ここで食器を生産を行っていた



残された
赤レンガ製の工場の建物群



そこをリノベーションし



ノリタケの森として
複合施設となった



経済産業省近代化産業遺産に指定されたレンガ郡



一時
存続が危ぶまれた時期もあったが



今日もその姿を留めている

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入江泰吉旧居

2018年04月06日 | 奈良散策
大和路の写真家



Vest Pocket Kodakが手にした最初のカメラ



大阪市内で
光芸社という写真店を開業



世界移動写真展一等賞を受賞している



しかし
大阪大空襲で全てを失い
奈良へと戻る



幼馴染の上司海雲は東大寺観音院住職
高畑サロンの志賀直哉



他にも
会津八一
小林秀雄
亀井勝一郎
広津和郎
吉井勇
棟方志功
杉本健吉
須田剋太
といった当代の文人との知己を得



仏像を主に大和路の写真を撮り続けた



被写体を前に
数時間見つめ続け
ただの一回だけ撮影する
入江節と呼ばれた撮り方が有名だ

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二月堂

2018年04月04日 | 奈良散策
旧暦の1月に法会がある



年の初めに
順調と豊作を祈る祈年祭を執り行う



神に祈願し
祖霊にも頼む



豊年を招き
災いを遠ざけるのだ



悔過作法



十一面悔過法



常念観音院で天人たちが十一面観音の悔過を行ずる



一刻も早く
兜率天の一日は人間界の400年



此処の時は
一瞬の光陰だ

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東大寺大仏殿

2018年04月02日 | 奈良散策
金光明四天王護国之寺



造営に尽力したのは聖武天皇



残念ながら
造営当時のほとんどは失われ
残っているのは台座のごく一部だけ



大仏殿も
江戸元禄時代の再建



拝観に訪れ
誰もが驚くのが
大仏殿の大きさ



木造でこれほどの建造物が建てられるのか



そして
大仏は



右手で施無畏印を



左手は与願印をとる



すなわち



怖くないよ
話を聞くよ
と言っている
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