雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

法然院(特別拝観)1

2007年12月13日 | 京都散策
法然院

このブログに登場している京都寺院の中で一番登場回数が多い寺院かも?

善気山 法然院 萬無教寺

    

法然が弟子と共に六時礼讃行を修した草庵
浄土宗の開祖である法然

その教えは

一心専念弥陀名号
行住坐臥不問時節久近
念念不捨者是名正定之業
順彼佛願故

  

白砂壇の傍に立ち
身を清めてもらいながら
「信心正因 称名報恩」

    

11月始めの白砂壇の模様は
やっぱり楓

        

五停心観




さて今回の訪問の目的は
何といっても「特別拝観」
4月と11月に行われる定例の特別拝観です

白砂壇を越え本堂へ

水蜂の粋な演出を堪能し

        

本堂から入ります

最初に目に飛び込んでくるのが「椿の庭」

    

三銘椿(五色散り椿・貴椿・花笠椿)の庭園です

渡り廊下沿いには蹲踞

    

中庭の椿が咲き誇る時期にも来てみたいものですね

        
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真如堂3

2007年12月13日 | 京都散策
真如堂も三回目

本題の「涅槃の庭園」

  

叡山を借景にしていて
大気の状態がよければ絶景を楽しめます

    

お釈迦さまが右脇を下にして横たわっています
その回り
弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいます
そんな涅槃の様子が、石によって表現されているのです

        



隣の部屋でも額縁風に撮影

    

縁側に立ち
叡山を眺めました

        

庭園脇の蹲踞もいい味だしています

        

普段はとても静かな庭園
真如堂を訪れる方々も、何故かこの庭園を拝観する人は少ない
見たって仕方ないと思われているのか
それともあまり知られていないのか
答えはたぶん後者

    

        

砂で画かれた水の流れも静か

    

立ち去りがたい庭園です
最後に振り返ってみると
ふすま越しに見える庭園がまたステキでした

 


最後にもう一つの庭園(名前が分かりませんが)を拝観して真如堂を後にしました

        

  
コメント (2)
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