雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

哲学の路~大豊神社~熊野若王子神社

2007年12月16日 | 京都散策
        

安楽寺拝観を終え
一路哲学の道へ

明治3年生まれの哲学者
西田幾太郎

    

最も著名な著書は『善の研究』
旧制高等学校の生徒にとって必読書となった本の作者です

西田哲学と呼ばれる彼の哲学



最晩年に示された「絶対矛盾的自己同一」は
難解な哲学用語の権化のように疎まれたり崇められたりしていたという

        

西田幾多郎が散策した琵琶湖疎水沿いの道は「哲学の道」と呼ばれ
彼の偉業を今日に伝えています


熊野若王子神社へ向う途中
椿ケ峰の御神水を飲みたくて
大豊神社へ立ち寄りました

    

御神水を頂いて
境内を散策

    

ここの紅葉も見事ですが
訪れる人は少なく
雑多な哲学の道とは大違い

        

ここで有名なのは
「狛鼠」と「狛猿」「狛鳶」

  

今にも動き出しそうな
リアルではないけどリアルな

独特の愛らしさがあります

        

ちょっと兄さん
鼠だけでなく
わても見ておくれやす

    

        

猿にもそう話しかけられている気がします


    




慈照寺から続く哲学の道
南下するなら最後は熊野若王子神社

    

境内に座り
お弁当を食べました

    

さあ、次は紅葉の名刹
永観堂

        
コメント (6)
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