雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

大須の街

2011年01月31日 | 愛知散策
再び大須の街へ



混沌とした商店街
それが大須



大抵の商店街は
ターゲットとする世代がある



ところが
この大須の街は
老若男女が入り乱れる



10代の女性向けの店の隣に、クロムハーツを売る店の隣に
高齢層向けの用品店があったりする



飲食店も多様で
すべての世代に向けた店が並ぶ



この街を歩くと
子供から老人まで
幅広い世代の男女とすれ違う



一時寂れた時期がある
1970年代の頃はシャッター街となった
しかし80年代に入ると
家電店やパソコン店が集まり
秋葉原
日本橋に次いで
日本三大電気街の一つに数えられるまでに成長した



昔は門前町
その後は歓楽街
今ではオタク街に



大須の街歩きは楽しい
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アクアトトぎふ2

2011年01月28日 | 岐阜散策
アクアトトぎふ



淡水魚の展示では
世界最大の施設だろう
4階までエレベーターで登り
順に下りながら見学するスタイル



長良川上流から始まり
中流域から
やがて下流まで



そして
世界の川へ



コンゴ川からメコン川を経て
世界の川へと移ってゆく風景



幻想的な風景が
シルエットとなって
風景に写り込む
そうか
ここは幻想の世界だったのだ



身の丈に及ぶような
体をクネラセながら
泳ぐ姿は
感動すら与えてもらる



緑と自然と水が織りなす風景が
見たくなったら
訪れてみると良い



世界最大の
淡水魚水族館



美しい風景が見られる事だろう
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アクアトトぎふ

2011年01月26日 | 岐阜散策
岐阜県世界淡水魚園水族館というのが
この施設の正式名称



当ブログで
何度か水族館を紹介してきたが
何れもが海水魚の水族館だった



ところが
ここアクアトトぎふは
淡水魚の水族館



淡水魚専門の水族館としては
おそらく世界最大の施設だろう



東海北陸道のサービスエリア
川島パーキングエリアに隣接する
オアシスパーク内に在り
高速道路利用客も
水族館を訪れることが出来る



淡水魚や両生類
爬虫類までを飼育しており
約220種を見ることが出来る



国内の淡水魚に限らず
世界各国の淡水魚の展示もあるのが
ここの特色



子供の頃



タモを片手に
川辺で遊んだ記憶のある人には
懐かしい展示が続く



続く
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犬山寂光院

2011年01月25日 | 愛知散策
紅葉のシーズン
ただでさえ道路事情が良くない犬山の街が
混雑する



その混雑の一因がこの寂光院



継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院
といのうが正式名称
真言宗智山派の寺院である



開基は
道昭和尚
奈良の元興寺の僧



孝徳天皇の勅願で建立されたと
伝えられている





山寺で
300段の石段を登った先に
本堂が鎮座



足腰の弱い
高齢の方でも
参拝できるよう
配慮もある
(200円以上の志納)



参道も境内も
落葉樹で覆われ



燃えるような風景が楽しめるという

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桃太郎神社

2011年01月24日 | 愛知散策
紅葉巡りの番外編

実は
愛知県の紅葉巡りは
前回紹介した祖父江町と決めていた
訪れた翌々週
ひょんなことで犬山市を訪れることとなり
紅葉シーズン終了で静かさを取り戻した街で
もしかしたら紅葉が残っているかもと
木曽川をもう少し遡上した
この神社を訪れてみたのだ



愛知県の珍スポット
桃太郎神社



シャレではなく至って真面目な話



この地方に伝わる伝説では
桃太郎は
この神社の建つ土地
来栖の地で育ち



鬼退治に出掛けた島は
木曽川水系のひとつ
可児川にある
小島だったと伝えられている



境内には
知る人ぞ知る
浅野祥雲作の
桃太郎伝説にまつわる
像が置かれている



洒落っ気
たっぷりのコンクリート製の像を眺めての参拝



珍しい風景
いわゆる珍スポットの
紹介となってしまった

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祖父江町2

2011年01月22日 | 愛知散策
祖父江町
銀杏まつりの風景
2回目



名鉄尾西線
山崎駅周辺がこの祭りの小さな会場となっている
手作りの祭りで



駅前から少し西
祐専寺の境内を中心とした一角で
銀杏の黄金色を味わえる



光り輝く
黄色の銀杏



Ginkgo biloba
雌雄異株なので
雄株と雌株が存在する
あの独特の臭気は
実をつける雌株の周囲に漂う



酒の友
銀杏



祖父江町の祭りで
屋台を楽しみ



とても美味な
芋煮を味わう



長閑な風景が広がる
田園地帯で



黄金色の紅葉を楽しんだ

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祖父江町

2011年01月20日 | 愛知散策
一県一箇所の紅葉巡り
最終回は
愛知県



名鉄尾西線の沿線沿い
祖父江町を訪れた



愛知県は銀杏の産地である



秋のころ
あの独特の香りが漂えば



ああ
銀杏の樹があるのかと
気が付く



その銀杏の樹が
街を覆わんばかりに植えられている



祖父江町は銀杏の産地
先に書いた
愛知県は全国の3割を超える銀杏を産出している



街が黄色に染まる



まさに黄色だった



散り積もる
銀杏の葉は
子供にとって
絶好の玩具となっている

続く
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永保寺2

2011年01月18日 | 岐阜散策
虎渓山永保寺の2回目



虎渓山と称される
小高い丘の上に
この永保寺は在る





臥竜池という名の池が在り
そこが丘の上というのを忘れさせられる
風景が広がっている



ここは修行僧の寺



よって
檀家を持たない



四隣数里人無き幽境
そう呼ばれていた虎渓



そこに
これだけの寺院と庭園を
造作できたのは



慕って集まった
多くの修行僧の
尽力があったからだろう





寺を出て
帰りの道すがら立ち寄った店で
田楽と五平餅を食べながら
ふっとそう思った
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永保寺

2011年01月17日 | 岐阜散策
一県一箇所の紅葉の旅
今回は岐阜県



選んだのは虎渓山永保寺
臨済宗南禅寺派の寺院である



現在のJR多治見駅から北東の方角に
虎渓と呼ばれた地があった



中国廬山の虎渓に
風景が似ていたのだ



後に虎渓山と称され
夢窓疎石が禅寺を開基した場所である



永保寺の開基は夢窓疎石であるが
開山は元翁本元とされている



これは夢窓疎石が
開基後間もなく京へと移り



元翁本元が疎石に託されて
この寺に留まっていた為



稀有な例であろう



続く
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六華苑2

2011年01月13日 | 三重散策
六華苑の2回目

最近
当ブログによく登場するようになった
和洋折衷の建物



とりわけ
この六華苑の登場頻度が高い
他に紹介した建物と規模が違い
広大な庭園もあるなど
見所が多いというのも理由の一つ



明治時代
鎖国で閉鎖されていた日本に
雪崩のように流れ込んでくる西洋文化
どう採り込むか
などと考えている間も許さないほど
劇的な文化流入だっただろう



政治体制に驚かされ
洋服のデザインに感化され
科学技術の発展ぶりに驚かされ
軍備の有効性に狂喜し
それでも
和文化を捨てられなかった時代



時代が下って
大正時代に至ると
生まれた頃より
自分の周囲に西洋文化の香りがしていた
そんな子供たちが
成人になり時代を動かしている



この六華苑は
そんな時代の頃
桑名の地に建築された





文化の交差点



見る人によっても
印象が違うこの屋敷を



秋の頃
紅葉を愛でに訪れてみた
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六華苑

2011年01月12日 | 三重散策
一県一箇所の紅葉巡り
三重県は毎度訪れている
六華苑を選んだ



Josiah Conderが設計した
洋館が見事な諸戸氏の邸宅



洋館に連なる和館と
広大な池泉回遊式庭園を持つ



現在は敷地建物共々
桑名市の所有となり
国の文化財としての指定も受けている



ここは何度目かの掲載となるが
秋は初めて



併設するレストランがあることから
結婚式場としても利用されている



この日も一組の挙式があった



庭園の最奥から眺める景色は
見事



これが見たかったのだ



続く
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無鄰菴

2011年01月11日 | 京都散策
多くの人が行き交う東山界隈
有名処は数多く
此処
無鄰菴もその一つ



歴史上有名な場所で
無鄰庵会議が行われた場所である



当時
ロシアは南下政策を強硬に推し進めており
朝鮮半島にも
ロシアの影響が及ぶようになった



当時の首相は
桂太郎



会議の内容は
これ以上のロシア南下を認めない事
場合によっては
日露戦争も辞さない意思を桂が
山縣有朋
伊藤博文
小村寿太郎らに伝え
同意を求めたのである



山縣有朋は
外交破局である開戦を避けようと
模索をする



会議が開かれたのは
明治36年の4月21日



同年6月23日には
御前会議で
交渉決裂なら開戦止むなしという方針となってしまう



歴史のターニングポイントとなった場所
無鄰菴の秋を



今年も楽しんだ


各県一箇所の紅葉巡り
京都は東山を巡ったが
これが京都のラスト記事
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天授庵2

2011年01月08日 | 京都散策
天授庵は
無関普門の塔所である



無関普門は若いころ
関東地方や北越地方で
講席を遊歴した僧で



受戒も
今の群馬県にあったとされる
長楽寺で授かっている



宋にも渡り
およそ10年間の修業を行っている



帰国後は
それなりの厚遇で迎えられたが
いづれも辞退し
京の寺院との関わりは薄かった



その後
縁があったのか
東福寺の住持となっているが
あまり多くの記述が残されていないので
経緯はよく分からない



功績として知られているのは
亀山上皇の離宮に出没する妖怪を降伏した件



この功績により
南禅寺第一世となった



東福寺
龍吟庵には
幼少の頃、山中で犬二頭が
狼から彼を守ったとされる
電気に基づいた庭が
作庭されている

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天授庵

2011年01月06日 | 京都散策
太平興国南禅禅寺
通称、南禅寺の境内には
毎年訪れている紅葉の名刹がある



天授庵





二つの
趣の違う庭を配している
枯山水庭園と
池泉回遊式庭園







さて
どちらの庭園が好みかと
つい迷いたくなる



新緑の頃も
真夏の日差しが差し込む頃も
紅葉の時期も
此処で見る風景は
記憶に残る



紅も
緑も
黄色も
一度に見ることが出来た



ちょうど
頃合いの拝観となった

続く
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真正極楽寺2

2011年01月05日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
京都は
なんと紅葉の名所の多い事か





京都の気候が
楓に合うのか
それとも
京都の人が
楓を格別に愛しているのか





絶景と呼ばれる風景が
京都のあちこちに広がっている
真正極楽寺は境内自由散策
この絶景を無料で楽しめる



心奪われる風景が広がる境内で
時が過ぎるのを忘れ
シャッターを切る





ああ
今年も
秋の季節を堪能できた



毎年見ているが
紅葉のタイミングは毎年違う
同じ頃合いで見ることが出来ないのも
また楽しみの一つ



今年は
三重塔周辺が真っ盛りの頃
訪れることが出来た



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