雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

杭瀬市場

2018年09月29日 | 商店街 市場
尼崎の南東端



尼崎は工業都市



工場労働者たちの町である



下町
工場
団地
商店街





太平洋戦争で町は焦土と化したが



戦後一気に復興



この市場を時代が欲した



そして今



この市場を時代が見捨てた

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メリヤス会館

2018年09月25日 | レトロビル内訪
莫大小会館と書くビルジング



複雑な構造で
一つのビルでありながら
幾つもの違う構造があり
建物内で移動できない部分もある



その訳は



この建物が増築に次ぐ増築を繰り返したから



昭和4年に竣工
当時は東側半分で3階建と
西側の平屋建だった



昭和12年
平屋建だった西側建物に2階、3階を増築



戦後には
西・東両建物を4階建に増築する



このため
一つの建物でありながら
部分ごとに構造もデザインも異なる



内訪するには楽しいビルである

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堂島薬師堂

2018年09月21日 | 大阪散策
何物も時代による変革を受ける



様々なものが時の流れとともに変化するが
最も変化しないのが神社仏閣



ところが



ここ
堂島薬師堂は
見事に近代化



場所は
大阪市北区堂島1丁目
堂島アンバサビルの東裏側



聖徳太子が四天王寺を創建した折
建築資材を海運で運んでいたが
暴風雨で難破し
この場所に漂着したという



その資財で
お堂を建築



毎日新聞社屋拡張で移転し
さらに堂島アンバサ建築にあたり
このような姿になる



お堂が近未来的なら
池の蓮はもはやオブジェ

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KIITO

2018年09月18日 | 兵庫散策
神戸デザインクリエイティブセンター



一部のアーティストやデザイナーだけでなく
さまざまな人や世代が交流し
そこから生まれるアイデアや工夫で
新しい神戸をつくっていく



というコンセプトのもと



旧、神戸市立生糸検査所の建物を改装



2008年
神戸市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定された事をうけ
創造の拠点として
この施設は2012年に開館している







ホール
カフェ
レンタルスペース
テナント
事務所などが入店



旧舘3,489㎡
新館10,290㎡







広大なスペースを活かし
様々なイベントも催されている

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荒田廉売場 跡

2018年09月12日 | 商店街 市場


当ブログで
幾つかの市場を紹介しているが



現役を終えてなお
当時の姿を留める市場跡を紹介するのは初めてのこと



かつて
どんな種類の店が建ち並んでいたのか



それすら判別不能の風景が広がる



天井を走る電線が
この市場が形成されたときには
まだ通電設備が無かった時代であると物語っている



明治期後半か
大正期か





アーケードの天井には屋根神様が祭られ
かつて商売繁盛を祈願したことが伺える



過ぎ去った
過去の遺産



市場としての役目を終えてのち
半世紀以上



入口の自販機が
ギャップを感じさせる

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二宮市場

2018年09月09日 | 商店街 市場
独特の天井をもつ市場



二宮市場が解体されつつあった



訪れたとき
市場の約半分が取壊されていた



残された部分についても
営業している店舗が減少しており



何れ
そう遠くない時期に



全て解体されることは



自明の理の様相



JR三ノ宮駅の北北東
約100mの立地だが
衰退が加速



この撮影が見納め



この記事を紹介する今はもう
消滅したことだろう
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関帝廟

2018年09月05日 | 兵庫散策
関帝を祀る廟



武廟とも呼ばれる



三国志の英雄
関羽を中央に奉り



その左右に
関平と
周倉を奉る



関羽は義に厚く
商売の神とされる



この事から
世界中の中華街には
関帝廟が建てられている



神戸の中華街
この関帝廟は少し離れた立地だが



昭和22年に建立されている



異国情緒の空間だ

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兵庫県公館

2018年09月03日 | 兵庫散策
兵庫県庁本庁舎



明治35年築の庁舎である



現在の県庁舎は昭和41年から使用されており
前庁舎であったこの建物は



迎賓館および県政資料館として活用されている



竣工時
日本最大級の庁舎建築であったこの公館は



太平洋戦争では外壁を除き全て焼失したり、と
数度にわたる大改修が行われてきたが



県庁舎としての役割を終えた後
内外装を創建当時の姿へと復元し



今日
一般にも公開されている



復元時に
中庭を天井へと移動させるという
ユニークな改修もおこなっている

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